コタンケシ1号・2号チャシ跡紹介動画(国指定史跡根室半島チャシ跡群)
フォトグラメトリで作成した「コタンケシ1号・2号チャシ跡」の紹介動画です。
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チャシとは、アイヌ語で「柵囲い」を意味し、砦・祭祀の場・見張り場・談判の場など様々な用途で使用されていました。根室市にはチャシ跡が32ヶ所残っており、そのうち24ヶ所が「根室半島チャシ跡群」として国指定史跡に指定されています。また平成18年に日本100名城に選ばれ、令和2年には日本遺産として認定された「「鮭の聖地」の物語」の構成文化財となっています。
コタンケシ1号・2号チャシ跡は根室半島東部を流れるコタンケシ川東部の段丘上に位置します。コタンケシ1号チャシ跡は段丘北部をハの字型の壕で区切っており、コタンケシ2号チャシ跡は段丘西部の先を3つの平坦部ができるように壕で区切り、その周りに数条の壕が掘られています。また根室市にあるチャシ跡は海に面したものが多いですが、このチャシ跡は川に面しています。このチャシ跡は現地公開していないため普段は見学できませんが、この動画では上空からの映像でご紹介します。