【アーティストインタビュー】さわひらき【神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond】
え、沢開きです。えっと、映像作家をやっ ています。基本は映像作品を作ってそれを ギャラリーや美術館で展示するということ をやっていますが、元々彫刻を勉強してい たこともあって、それをこう映像作品を 空間の中で展示したりとかそういうことを 中心に活動しています。 1つのきっかけっていうものはないんです けど、自分が今まで作ってきた作品とか 作品を作り終えた後に見えた出てきた疑問 とか興味とかをさらにこう探るためにと いうかそれをこう広げてそのものというか ことというのを拡張するためにさらにその 作品を作っていくというか遊びとかそう いう感覚で作品を作っていったらいいなっ て思います。 ジョセフコーネルの制作方法っていう彼が どうなぜその箱の中にああいうこう不思議 なコラージュ作品を作り続けているかって 言うと彼にとってはそれのあの中で作品を 作るっていうのが その 失われたゲームというか忘れ去られた ゲームを続けているゲームをするって いうのが彼にとって箱を作るっていうこと の1つの要因だったらしくって、あ、なん かその気持ちとても分かるな。その目的を 達成するために作品を作るのではなく、 その手段つまりそのゲームをするっていう ことが結果として作品になり得るっていう 。だからその遊びっていうのは結果は もちろん勝ち負けゲームってのは勝ち負 けっていう結果があったとしても手段 つまりそこは例えば遊ぶっていう手段で あったりゲームをするって手段がゲームの 1番重要な部分であるっていうところで 制作とか表現にすごい通る部分があるなっ て。で、それはもう別に美術のことだけで はなくて、普段の生活からもそういう結果 ではなく、そのそこに行くための手段とか そこに行くまでの家庭とか、それが自分に とってどう影響しているかっていうことを 重要視した方が またさらにそのことが続けられるではない かなっていうことを考え 去年作った彫刻立体大きなカメラ オブスキュラーを作ってみてでそこでまた こうそれを作り上げていく中で今度は こっちからこうしたいとかさらにこうこう いうゲームをこういうあ、こういう風に 組んでいくとさらにこの空間が面白くなっ ていくだろうなっていうのが作ってる最中 で作り終わった後に行くととかあの訪問し た時に思えてきてでそれをこうやらせて いただけるということなので今年の追加 作品。これは入り口側に展返展示する予定 でなんですけどそれは去年出来上がった ものに対してのさらなるお返事自分に出し たお手紙のお返事を書きたいなと思って ます。 音を出したい。ま、それが本当にこう 聞こえる音じゃなくてもいいんですけど、 比較的に感じられる音でもいいんですけど 、空の方から聞えてくる音をあいつに ぶつけてやろうっていう、そういうお便り を今年は出したいなと思っていて、で、ま 、それが1つ本ンっていう何か別の存在を こう受けてそれをこうカメラ オブスキュラーに あの当てたいっていうなぜだってのはそう いう そういう遊びなので、去年はその 、えっと、六光の山をこう捉えるっていう それをこう レンズで捉えて建物の中に入れてその時に 流れてる風景の映像を別の僕の作り込んだ ロックバされた映像と一緒に合わせてみ るっていうのが去年の作品だったのが今年 は そのそれに向けて音を投げかける。どこか 遠くから響いてくる音を投げかける。反射 して投げかけると。で、えっと、その本の 横に何か小さな彫刻というか、もう僕は 彫刻化ではないので、彫刻って言ったら ダメかもしれないんですけど、オブジェの ようなものをく 予定でいて、そっちそれはその、その音を 遠くから聞こえてくるよう な、取り込んでそれをこうあっちに 投げかけるっていうそう流れを 作りたいなと 思います。で、もし可能だったら、これは できるか分からないんで、可能だったら 取り込んでいるオブジェを除くと その別の 多分それは地面に向けて 覗くと別の世界が広がっているような 仕掛けを作ることができれば いいと思ってんです。 見えないものを見えるようにするっていう ことがアーティストのやっていることの1 つでもあると思うんですよ。本来それは 全て例えば昔の16世紀の絵画であるとか もっと前から続く宗教画であるとか日本の そういう古典のその巻き物エマっていう 巻き物であったりとかもっと言うともっと 昔まで遡るとあの洞窟に書かれて絵ですら もしかして見えてないものを見えるように したものかもしれないって思うと多分人が 物を作るとかっていうことは見えないもの を貸化するっていう作業であって、で、 それをこう想像する 日々こう無駄な時間を使いながら想像して いるのが自分たちだとするとカメラ オブスキュラと本の間に見えない音がある ように感じる、想像するっていうか、そう いう表現をしていくのが 僕自身が興味あることなので、そういう ことができればと思って日々 時間を暇を潰してます。 シャドウステップっていうタイトルを去年 つけたのはその影なんですよね。今年話し て遊びとかなんとかとかゲームですって いうこことを先ほど話したみたいにその6 項の作品は自分にとって決して軽視してる わけではなくて遊ぶ感覚で作品を作っその すごい自由にやらせていただけるっていう 話だからそれをその100%使わせて いただきたいっていうのがありでこう あんなにあ、今まで作ったことのない あんな大きな作品あの自分で巨大な作品を 野外に立てるとかっていうのをやらせて もらうのもやっぱり自分にとって遊びだっ たし、このシャドウステップって名前を つけた時にそのそこまではあまり考えて なかったんですけど、例えば長い時間を かけて作品をこうやって作らせていただけ るっていうこと自体、そして先ほどのその 制作や表現に向かうきっかけの話をした ようにこうなんか1人影みゲームみたいな 感で、ま、踏めないんですけど一生でも なんか子供の頃にやった記憶があるんです よね。あの、みんな多分やったことあると 思うんですけど、友達と遊んだ帰りに公園 から帰る時にまだ夕方で日がこうやって まだ残っている時に自分の影を踏みながら 家に帰るみたいな遊びの余因みたいな。 こういう作品 ですっていうのはとっても分かりにくい ですよね。今の段階ではすいません。 カメラオブスケラーを作る。何かこうあの 空間であの場所であの山肌で何かを作 るってなった時に飛空以上のものにははな いってまず考えたとで自分がそこに何が できるかって考えた時にはその風景を自分 が作った空間の中に取り込むことその風景 を切り取るっていうのが6個であそこの山 で作り始めた最初のきっかだけではあった んですけど、影で言うと夕日が照ってい るっていう状態でそれは状況であってで 1度その夕日が照っているそして影が見え るっていうなった時にどうやってこう遊ん でいくか自分で1人で遊んでいくかって 考えていくのがあのアメラオブスケラーの 建物であってその周りにこうやって テーブルであるとか色であるとか、ま、壁 であるとか玄関のような、もしくはこれは 棚の扉かもしれなくて棚の中にこうやって 入ると別の世界に繋がっているとかそこら 辺はもう本当に僕の想像の範囲を超えて みる人がそれを楽しめばそこで想像し 始めればいいなと思っていて、それが去年 をやったその 入り口と導入と縦屋であるならば今年は、 それにこう自分で影をするというか、自分 に書いたお手紙を読み取る、読み込むよう な音とオブジェを作ります。それはずっと 1人で続けている影án踏みのようなもの ですっていうのが ステップですね。 これをしてくださいっていうことは言い たくないんですけど。で、じゃあ楽しんで くださいというよりは、ま、僕はゲームを している感覚なのかもしれないとするなら ば、見るお客さんも何かこうゲームをする ような感覚で見てくれれば、干渉して くれればいいなっていう風に思いました。
○神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond アーティストインタビュー○
今回は 〈さわひらき〉 です。
さわひらき
1977年 石川県出身、ロンドン/金沢市在住
2003年 ロンドン大学 スレード校美術学部 彫刻科 修士課程修了
映像・立体・平面作品などを組み合わせ、それらにより構成された空間/時間インスタレーションを展開し、独自の世界観を表現している。自らの記憶と他者の記憶の領域を行き来する反復運動の中から、特定のモチーフに光を当て、そこにある種の普遍性をはらむ儚さや懐かしさが立ち上がってくる作品群を展開している。
https://www.otafinearts.com/ja/artists/73-hiraki-sawa/
神戸六甲ミーツ・アート2024 beyondから継続して、
ROKKO森の音ミュージアム会場に展示しています。
会場営業日は年間を通して鑑賞可能です。
映像:菅原広司
<神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond>
六甲山の豊かな自然の中で、のんびりと森の木を見上げるようにアート作品を鑑賞できる芸術祭。爽快な木立や、見渡す限りの眺望とともに、約60組のアーティストによる作品をお楽しみください。
【会期】
2025年8月23日(土)~11月30日(日)
※ただし、六甲山サイレンスリゾートは8月~10月の毎週月曜および11月4日(火)は休業(月曜祝日の場合は翌火曜日に振替休業)
夜間展示「ひかりの森~夜の芸術散歩~」
【会期】
2025年9月20日(土)~11月30日(日)の土日祝
【会場】
六甲山上の9会場
【公式Webサイト】
https://www.rokkomeetsart.jp/
【instagram】
https://www.instagram.com/rokkomeetsart/
【X】
https://x.com/RokkoMeetsArt
【Tiktok】
@art_sanpo