【アーティストインタビュー】やなぎみわ【神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond】
と柳美です。えっと、あの、私は美術の 分野と、えっと、ま、舞台演出の分野と、 ま、両方2速のわ地を履いてるような状態 なんですけども、えっと、今回、あの、 六行ミーツア島ではその両方で参加させて いただきます。 ま、私、あの、もちろん現代美術領域で、 え、ずっとやってました。ま、学生の時は 、あの、伝統工芸もやってましたけども、 え、ま、卒業してからずっと現代美術領域 で、え、本当にもうあの、舞台やり始めた のは遅いですから4040歳以降ですから ね。あんまり、あの、そういうことは みんなないかもしれませんけども、え、 やっぱりあの、全然違う領域だなと思い ました。もっと近いと思ってましたけど、 あの、近いところもあるんですけど、 やっぱり個人と集団っていうのは、あの、 全然違ったということと、え、あと やっぱり、えっと、残るもの、つまり美術 作品ってのは残りますけども、え、舞台 ってのは、ま、その場その場限りですから 、え、そこんところは分かってたつもり だったんだけども、今でもやっぱりあの、 ちょっとびっくりする時がありますね。 と2009年の出品ですから、もうだいぶ 前になりましたけど、え、そうですね、 あの時巨大な女性の写真を作って展示し ました。巨大ななんか写真盾みたいな状態 なんですよと。高さが4m、幅が3mも ある大きなホトスタンドみたいなか作品 っていうよりも彫刻作品に近いんですけど も、そういう巨大なフォトスタンドが、え 、5つベネッチビエナレの日本バビリオン にぎゅって詰まってる状態でしたね。 ビエンナーレのそのパビリオンには黒い テントがかけてある。ま、それも巨大な 黒いテントなんですけど、だからなんか こう女性劇団のこう小屋みたいななんか そういった風なイメージですね。ま、あの ウィンドエプトウマンっていうウ面ンって いうそういうタイトルがついていて、ま、 あの、こう吹きっさらしのこう風に吹かれ た女性たちみたいななんかそういう タイトルのうん。作品でした。あ。 もうここ数年も実は再生していて、えっと この春には鳥っ取県立美術館でも展示をし て終えたばっかりなんですけどもうん。 なんかその巨大な女性たちでそしてなんか ね、怒ってる こうふヌのイメージがちょっとあるうん。 ものですね。うん。なんかでも不思議と なんかそのイメージがずっとこう続いてい て、え、野外劇の、え、中神健二原作日輪 の翼。これも老女たちが、え、車状生活者 となってずっと旅をしていく話ですし、え 、まあ、今いくつかあの新作の パフォーマンスもありますけど、え、それ はなんかこう行かれる伊波の見であったり とか、え、なんか結構ずっと繋がった イメージが今もありますね。 神戸のあの1番下町ちの私は生まれです から、日輪の翼を、え、神戸公園やったの は、え、兵庫のツって言いまして、え、 その私の実家の1番下町の辺りのあの海場 公園でした。海城ってつまり海の上で、え 、やったということなんですけどね。あの 、兵庫のっていうあの、ま、あの、液は 非常にあの、あります。平の清森があの都 を移した福原に近いですし、で、さらに そのま、奈良時代からずっと兵庫のツアね 、え、ま、港として開いてきたんですけど も、やっぱり川崎重、三菱重あってずっと 造船やってましたからね。え、太平洋戦争 の時ものすごい空習でもうほとんど何も なくなった場所なんですよ。で、あの、 うちはそこでずっと代々暮らしていて、え 、だから、ま、あの、故郷で自分の野外劇 をね、やれたのはとても嬉しかったです けども、ただその兵庫の角の海の上でって いうのはちょっとドラマチックすぎたかも しれないです。ものすごくね、あの、 面白かったですけども、50mの大線、 つまりもうペタンコのあの船ですよね。の 鉄の1枚板みたいななんかああいう船を、 え、ま、眼壁につけて、え、そこに客席を 組んだんですよ。で、俳優たちは、え、 鳩場と船を行ったり来たりしながら演技 するっていう状態でした。で、しかもあの 魚市場、魚市場の中だったのでずっとあの 魚の、え、その解体とかなんかあの、え、 イケストレーラーは出たり入ったりとか、 え、そっちはもうもうずっと絶賛動いてて 、で、こっちは演劇やっててっていう、 あの、なんかね、カオスですごく面白かっ たですよ。ただあの位が変わるので こう船がこう劇中でもだんだんこう 上がってきたりとかしてえとこう船のこう レベルがこうねこう変わるんですよねから 結構危なかったことは危なかったです。 で、今回六光さんの親は水移は変わらな いっていうことですから、え、これは とても安心ですよね。うん。で、あの、 人工池なので、え、そんなにもちろん そんな海、海みたいにその荒れることは ないし安心なんですけど、ただ山の上なん ですよね、次はね。え、山の上っていうの は天候が変わりやすいと言われまして、 えー、もうあの 上園中に中止にしたことがあると、もう いきなり森山未来さんから言われましたの で、あの、私も野外劇ずっとやりました けども、上映中に中止したことはないです よ。うん。あの、台風が来て、え、明日の 公演ができないってのはありましたけど、 だから上円中に止めないように演出がいく つかこう分岐できるようになってて、風が 吹いてきたらこうBバージョン、雨が降っ てきたらCバージョンとかなんか色々こう 、あの、なってます。で、あの、アク転候 になってきたらサーカスが全部なくなると かね、ポールダンスのポールが短くなると かね。なんかそういう風にあの準備はして ますけども、止めるってのはやっぱり よっぽどのことだと思うんですよ。から、 あのなんかね、野外劇って本当にこうやっ てるとだんだんドラマチックな方向に行く んだな 思ってます。もうすごく楽しみですけども 。うん。あの、見にくる方もあの、是非 目撃していただきたいと思います。 これは本当にできるかどうかは、え、本当 に当日にならないとわかんないですよね。 野外劇っていう、ま、そういうものなん ですよ。だから人間が一生懸命本当に全力 で頑張るんですけど、あの、できないこと もあるっていうことなんですよね。で、ま 、劇場公園っていうのは、あの、必ず できるように建物が作ってあるわけです から。そしてそのためのプロのね、 スタッフがいるわけなんですけど、ま、 あの、野外でやるってのはほぼ丸裸状態な ので、え、ま、できたら良かったなみたい な。うん。で、ただこういう考え方って いうのはやっぱり私美術やってる時は あんまりそういう風に思えなかったです。 うん。やっぱりね、あの、現代美術って あの作家の意思で意思の強さで実現する みたいななんかそういう風に思っちゃう ところがあるんですけどもね、どんだけ 頑張っても無理な時は無理だみたいなって いうの、あの、なんかちょっと仏教的な 気持ちになっていきますね。はい。うん。 でもあの逆に非常に美しい景色をくれる時 もあるしうん。ものすごくあの綺麗な、え 、空だったりとかね、山だったりとか空気 だったりとかそういったものをいただく こともできますけど、それはま、あの いただくものであって、え、本当にこちら が何かしてあのいただけるわけじゃないん だけども、それはとてもありがたい。 そしてその役もあるということですね。 前回その神戸の兵庫の津で日輪の翼中神 健二原作のあの日輪の翼をやった時にえま 兵庫の津にあるお寺のねお坊さんたちに たくさんご出演を願って出ていただきまし た。で、え、それは、え、ま、兵語のツア 、あの鎌倉時代の、え、湯層である一片お 商人が亡くなったところなんですね。です から自習のお寺がいっぱい、あの、ま、 いっぱいっていうか、ま、あの、5つ ぐらいはあるのかな。え、複数はあるん ですけども。ですから、ま、あの、一ぺお 商人があの、生きてる時になさっていた旅 、そして、あの、旅をしながらその踊り念 物をする。うん。私は一ぺお商人は機代の コンテンポラリーダンサーだったと思って ますので、え、ま、あの、そういったこと を兵語の都で、え、やって、ま、中神健二 はクマの出身ですから、え、そして一ぺ お証人もクマ野、クマ野大言、熊野の神に あって辞書を開かれたというのがあってね 、え、そういう縁で踊り物もやったんです けども、ま、そのプロジェクトはね、 ずっと続いてるんですよね。5年間ぐらい ずっと続いていて、え、お坊さんたちも ずっと参加してくださって、え、ま、中世 以来のそのレガ、え、そして農学であっ たりとか、え、ま、風流踊りとかそういう ところにその踊り年物は受け継がれていき ましたけども、そういう研究をやってるん ですよ。で、えー、ま、あの、それを、ま 、未来さんもご存知で、え、だったら、 あの、是非六校さんでもっていう風に言っ ていただいたんです。ですから六行さんに もお坊さんたちみんな行きますし、え、 そして一ぺお証人役というのが今回出演し ます。で、えー、その他にもあの、あの、 ま、これ語り辺べであり、ラッパーである シびットさんですねが出られますし、え、 えっと、ミュージシャンのはヤンマーさん という方が、ヤンマ島村という方がやり ます。あとポールダンサーのメカブコぶも 出演しますけども、ま、主にメイン キャスト、え、4人かな。うん。え、一ぺ 役は大宮大輔さん。え、です。え、ま 、森山未来さんのあの振り付けもね、 なさってますけども、え、このま、4人で 、え、どういう風にやるかっていうのを今 考えてるところです。うん。ま、あの、 物語は少しありますね。うん。ま、農学 自立てなんですけども、えー、ま、植物の 誠意、え、というあのものがポール ダンサーが演じまして、え、その、ま、 植物ゆりの花、え、に山中で出会う一片を 商人。消仏っていう言葉がありますけども 、え、ま、あの、草や木は成仏できるのか どうかっていうのは、これは結構ね、仏教 の中でも色々こう議論があって、考え方が 様々あるんですけども、え、ま、あの、 実習は、え、ま、そういったその3画総目 、あ、ま、国土相目と言いますけど、ま、 全てが、ま、年物に包まれて成仏してい くっていう、そういう無常のものにおいて もそれが可能じゃないかっていう考え方が ちょっとあるのでね、あの、ま、それ、 そういうものがテーマになっています。だ から六コさんの食性が知りたい。六コさん に咲く、え、草鼻、え、そして、ま、あの 、虫や動物っていうものがね、あの、ま、 物があの、1つの、え、1つになるような 瞬間が立ち上がったらいいなとは思って ます。 そうですね。池が結構山の上ですよね。上 の方にありますよね。え、そして、え、ま 、山中であり、池の上であり、そして夜 ですよね。大変なところまで見に来ても雨 が降るかもしれないし、え、風が吹くかも しれないですけども、ま、あの、何かやり ます。 楽しみにしていただきたいと思います。 是非、え、六こさんに登ってきていただき たい。お待ちしております。 あ 。
○神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond アーティストインタビュー○
今回は 〈やなぎみわ〉 です。
やなぎみわ
兵庫県神戸市生まれ、京都府在住
美術作家、舞台演出家。
1993年にエレベーターガールをテーマにした作品で初個展、以後国内外で個展多数。2009年、第53回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本代表作家。2011年よ演劇活動を開始し、近代美術の黎明期をテーマに美術館や劇場で公演、北米ツアーも果たす。
2019年個展「神話機械」が美術館巡回。2021年台湾オペラ「アフロディーテ~阿婆蘭~」を作演出。2016年より台湾製の特殊車両による野外巡礼劇を続けており、神戸の兵庫津では海上公演を実現。以降、時宗の始祖、一遍上人の軌跡と芸能を研究するプロジェクト「YUYAKU 踊躍歓喜」が発足している
https://www.facebook.com/miwa.yanagi.12
映像:菅原広司
<神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond>
六甲山の豊かな自然の中で、のんびりと森の木を見上げるようにアート作品を鑑賞できる芸術祭。爽快な木立や、見渡す限りの眺望とともに、約60組のアーティストによる作品をお楽しみください。
【会期】
2025年8月23日(土)~11月30日(日)
※ただし、六甲山サイレンスリゾートは8月~10月の毎週月曜および11月4日(火)は休業(月曜祝日の場合は翌火曜日に振替休業)
夜間展示「ひかりの森~夜の芸術散歩~」
【会期】
2025年9月20日(土)~11月30日(日)の土日祝
【会場】
六甲山上の9会場
【公式Webサイト】
https://www.rokkomeetsart.jp/
【instagram】
/ rokkomeetsart
【X】
/ rokkomeetsart
【Tiktok】
/ art_sanpo