【与謝蕪村宅跡】江戸時代中期の俳人・画家、最後は釘隠町に移り、この地で亡くなったという(2025年7月19日)

与謝蕪村(1716~83)は摂津出身の俳人。江戸で俳句を学んだのち上洛し、その後居を転々としたが、この地にあった路地の南に居を構えて絵画や俳句の創作活動を行い,ここで没した。『平安人物志』明和5(1768)年版に居所を「四条烏丸東へ入町」と記し、安永4(1775)年版には「仏光寺烏丸西へ入町」と記すので、この間にこの地に居を移したものである。この石標は蕪村の宅跡を示すものである。

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