ダム – 7【日本最初の多目的ダム:向道ダム(竣工:昭和15年)】周南市大道理 2024年07月03日
竣工:昭和15年(1940)
山口県にこんなダムがあったとは。施工は、沖浦ダム(昭和63年(1988)水没)が早く竣工は向道ダムが早いです。
向道道(ダム湖)周辺には桜の木があり、毎年4月には【向道湖マラソン大会】が開催されます。
【向道湖マラソン大会】については、山口県HPにて → https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/132/23888.html
ダムカード配布についても、山口県HPにて→ https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/132/23881.html
周南市大道理までいらっしゃた際は、やまぐち棚田20選に選出された大道理地区の棚田をお忘れなく
ダム下流にかかる親子橋(勝手に命名)も!
場所:山口県周南市大道理
https://maps.app.goo.gl/RymNF9LEJkLa4exC9
#山口県観光 #記録映像
3 Comments
初めて向道ダムを見させて頂きました。 仕事で近辺の道路は数百回と行き来してましたが、どんなダムなんだろうと思って気にはなっていたのですが、見ることが出来ました、有難うございます。
下流域の菅野ダムは工事中の頃から知ってはいたのですが、こう書けば年がバレそう😅
向道ダムは完成こそ日本最初の多目的ダムですが、着工を含めると青森県の沖浦ダムが日本最初でした。
しかし沖浦ダムは1988年すぐ下流に浅瀬石川ダムが完成したことにより水没し、現存しません。
ですので1988年以降は向道ダムが名実ともに日本最初となりました。
なお建設当時は錦川第一堰堤という名称だったようです。
山口県は地方自治体としては戦前の早い時期から県営の多目的ダム事業を進めていました。
向道ダム→木屋川ダム→厚東川ダムの順に進めています。
向道ダムの北側は変成岩、南側は花崗閃緑岩で、さらに川の下流の右岸に沿って断層が走っています。変成岩は泥質片岩と苦鉄質片岩で、風化しやすい南側の花崗閃緑岩が侵食されて低くなったと思われます。1:36左側は泥質片岩、右側は花崗閃緑岩で、明かに右側が低いです。