関川村の大石ダムと「大したもん蛇まつり」|防災の記憶を伝える82 8mの大蛇とダムの役割とは?【羽越水害と防災資産】
新潟県関川村にある大石ダムは
かつて甚大な被害をもたらした
「羽越水害(1967年)」の教訓をもとに建設されました
ダムの目的は洪水調整や治水だけではありません
水害の記憶を継承し、未来へ語り継ぐ役割を担っています
そして、その「記憶の継承」を象徴するのが
毎年8月末に開催される関川村最大のお祭り
「大したもん蛇まつり」です
🐍「大したもん蛇まつり」とは?
全長82.8m、竹と藁で作られた巨大な大蛇が
村人の手によって村内を練り歩き
高台へと運ばれる圧巻の伝統行事
この「82.8m」という長さは
羽越水害が発生した昭和42年8月28日の数字に由来し
「災害の記憶を風化させずに未来へ伝える」
ための記憶装置となっています
✅ 大蛇はどうやって作られるの?
村にある54の集落が胴体を1節ずつ担当し
頭部と合わせて1体の大蛇を完成させます
手作業で紡がれるこの工程こそ
関川村の地域の絆そのものです
✅ 祭りの始まりは?
「村全体が一つになれる祭りをつくりたい」という願いから
1987年に開塾された「せきかわふるさと塾」がきっかけとなり
1988年に第1回が開催されました
✅ 国にも認められた文化的価値
2024年、「NIPPON防災資産」として国に認定され
災害伝承と防災文化を未来に伝える
重要な地域資産として高く評価されました
💡 なぜ大石ダムと大蛇がつながるのか?
羽越水害の被害を受けて誕生した大石ダム
村の安全を支えるこのダムと
災害の記憶を象徴する大蛇
2つは災害を乗り越えるために生まれた“命の装置”であり
今も関川村の風景と心に生き続けています
🌿 動画に登場するスポット
大石ダムから見える山々とダム湖の映像
ダム堤体と放流の様子
展望台やインフォメーションセンターの内部展示
(羽越水害の記録、ダムの役割)
大したもん蛇まつりの担ぎ手と大蛇が練り歩く様子
夏限定のグリーンベルトの自然映像
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