秘境に舞う~徳島・西祖谷の神代踊~ / Jindai Odori of Nishi-Iya

[音楽] 日本3市町の1つ徳島県のイ地方 この地には平安時代末期原兵合戦で破れた 兵の一族らが落ち延びたというお中ド伝説 があります。 これらもそうですよ。これが伏俗に落ちばというか 現事からの追求を下げるために椅子みにして誰が誰のお墓か分からんようにしとるんです。 イでは猛で知られた兵の武将の常が国森と名え予精を過ごしたとされています。 [音楽] 西の方へ その後国森の子孫は朝とせを変え家の赤きを守ってきたと語り継がれてきました。 [音楽] 平の国森が持てきた。 平の国森の本人に立てたと 命からがこの地に逃れてきたのかもしれない。朝の 23代目は思いを巡らせます。 [音楽] 兵下の子孫たちが現事に見つかれば殺さ れるというようなことで山奥へ山奥へと ずっと逃げ回って 生活をしたと。 そんな卑怯に1100年以上にわって 受け継がれてきた踊りがあります 。 [音楽] の森に響く太鼓の音。 [音楽] 鼻傘が揺れ、 戦スが舞います。 西の人代踊りです。 雨の踊りが期限とされ、毎年旧暦の 6月25 日に山のいきにある天満神社で能されます。 自分でもこれは使命と思ってます。 [音楽] 人代踊りは華やかな衣装で歌や太鼓の音に合わせて踊る不踊りの 1つです。 昨年ユネスクの無形文化遺産に登録されましたが 難しいですね。これは残していくの。あ々 深刻な箇所と高齢家。 さらに地元の中学校が急行になり手は減る一方。それでも [音楽] 全西や地元地元なんで やっぱり助けていかないかんかなと思って。 [音楽] 秘怯で伝統の踊りを守り続ける人々の物語 です。 [音楽] 徳島県西武にある三市西山村は高い山々に 囲まれた人口830人ほどの小さな忖落 です。シンボルはイのカ橋。一節には兵気 のお中度が追ってから逃れるためかずらで 作って切り落とせるようにしたと言われて います。 年がおよそ35 万人が訪れる観光地で去年国際的な認証団体が選ぶ世界の持続可能な観光地に選ばれました。 Ilike 橋は地元ユスで作る団体が 3年に1度か駆け替え下げを行ってます。 山から取ってきたかを大きな釜で蒸して 柔らかくした後職人が素早くワイヤーに 巻きつけていきます。 昔ながらの技とチームワークが必要な作業 ですが、最近は職人を集めるのが大変だと 言います。 自分たちの体力が いつまで続くのかなとそこが 1 番心配ですね。と若い子がいないっていうのがね。 神橋のそばにある全徳集落です。地元の人が天人さんと呼ぶ山のきおよそ 1000m の場所にある天満神社で人代手は能されています。 菅原の道が佐ぬきの神だった時に行われた雨の踊りが期源嫌とされています。 [音楽] 女性は鼻傘をかぶり、戦室を優雅に操。男性は死や梅払い、それに暴振りなどさの役所がいるのが特徴です。 え、 全徳人代踊り保存会の会長小寺夫さん 64 歳生まれも育ちも全徳で今も役場に務めています。 踊りには5 歳から参加し、これまで全ての役所をこなしてきました。 保存会は1976年に発足。当時はおよそ [音楽] 50人のメンバーがましたが、今では 20 人ほどに減ってしまいました。もう腰がピークや。腰が痛い。痛い。 痛い。 腰がやっぱ硬いんだ。 大体これが 足は体硬いもこれや。 寿病の腰痛と戦いながら古会を支える小寺会長。 昨年人代踊りがユネスコの無計文会 遺産に登録された時は 喜びよりも続けられるのかという不安の方が勝さりました。 地元に踊れる人がもう数少ないんで、これ は本当にこの先困ったな。 人代踊りは毎年夏の真っさかりに行われる 。昔はこの祭りの日が年に1度の楽しみの 日だったのかもしれない。 [音楽] 天マ宮もあの踊るところもいっぱいでした。もう子供の時はね。はい。踊り子さんがね。はい。あの私のあのじいちゃんとか父とかもね踊ってたので母とかおばあちゃんとかもほんだけもうなんて言うだろ?存在っていうかもうこれ捨せないかんように思ってた。 おはようございます。 まずくれよ。 おはようございます。 誰と来てくれ。 保存会のメンバー東堂正子さんです。 小寺会長の姉で集落支援として 1人暮らしの家を見回っています。 この日は94 歳になる女性を手伝いに来ました。 よかった。 いけるな。ここは自然の水なんでゴミが 溜まったりとかするじゃないですか。それ を掃除溜まってたら掃除をしてあげる。 はい。人がおらんようになってしまったん です。ほんでもなじ の方へ向けては生きな息になるべく家で おります。また来るけんな。 ごめんなさい。 いえいえ。 全徳集落の人口は 50年ほど前と比べて 1/5以下にまで減少しました。 [音楽] よろしくお願いします。 西で唯一の小学校一小学校です。 全徳の隣の集落にあって全児童は 13人。7 年前から藤堂さんたちが踊りを教えています。 え、これの鬼にはめでたい鬼はえ、 練習は本番の 2ヶ月前から始まりました。 1年生はこの日が初めて。 12 こうこっちうん。おばちゃんと一緒なようにして。こうこう。そうそうそうで持ってきてポン。大丈夫。 [音楽] 男の子は暴振りと呼ばれる役を担当します。 ゆっくり大きく回すのがポイントですが、 [音楽] 1年生にはこれがなかなか難しいようで。 オ、オッケー。それ 自分の方へ回す。 自分の方へ回す。 右の肩 左の肩。 小さい頃自分も同じように教えてもらった記憶が蘇えるようです。 [音楽] 高学年の女の子は慣れたもなんかそんな感じです。 気がつけば先生と生徒が逆転しています。初めから 12 [音楽] え。 あ、ここでポーンって押し。 ポンポンって押しながらポめ 先生初めてなんですよ、私。ちょ、難しい。難しい。 慣れたらパッとできる。 慣れたらパットできる。 慣れたらパット。 慣れたらパットできる。 ますか? [音楽] 2 年生の平岡夢みちゃん。家は全徳で小学校に入る前から踊りに参加しています。もたり まあまあ元気で何でしょうね。ちょっと甘え棒かな。 中吉族の平岡父弘明さんは自動車関係の会社に務める [音楽] 42歳。4 歳の弟た君年上の姉ゆさんそして会の元会長で祖父のた吉さんと [音楽] 3世代で踊りに参加しています。 父広明さんは片手に先するもう片方に荷物を持つこと呼ばれる役を [音楽] 10年以上担当しています。 飛なんで、ま、荷物運ぶ人やねとしては。はい。元気な人がこう飛び跳ねるっていうかうん。こういう感じで踊るんが特徴ですね。ここはちょっとメタボですけど。 物心ついた時から踊りの輪に入り、家族で踊ることは当たり前と思ってきました。しかし集落を離れる人が増え地域の行事に参加できる家が少なくなる中、 家族で祭りに参加できることは恵まれていると感じるようになりました。 ま、うちの親父がずっと対抗しようんで、それを見て育ってますんで、ま、自分の子供も一緒に踊れたらなっての昔からあったんで うん。今それが現実でできてるんで。そうですね。嬉しいですね。はい。 うん。人うどれ好きですか? うん。 うん。 どんなところが好きですか? うん。 どんなところ?楽しい? うん。 楽しい。 楽しい。 うん。 家族の願いはみんなが元気で踊りに参加できること。 [音楽] できた。踊りの日に晴れますように。 [音楽] 一方で希望の星がなくなる出来事が 西屋で唯一の中学校が急行になったのです 。 西屋の冬は雪がツもることも珍しくあり ません。 1年の初め 畑では工作を願う真事が行われます。 停車地が多い西では昔からそばやじがいもなどを作ってきました。土地のさんじ人さんっていうのにお願いして今年も 1年 できますよう。 あの策がよくできますようにってお願いしておです。 大体ま、元気でこの畑して働けるように そう寝てしてるんです。 [音楽] 今年3月地域で1つしかない中学校が急行 になりました。 最後の卒業生は4人。 世代で人代踊りに参加している平岡の美ゆさんも慣れ下しんだ学び屋とです。 大人数があんまり好きじゃなくてでここは少すぎるけどあの楽しかったです。 高校行ってもあの西屋大好きなんでたまには帰ってきてみんなで遊んだりしたいです。すい 雪がすごいです。 毎年人代には学校を上げて参加していまし た。これからは参加したい人だけが加わる ことになります。 そんな先行きに不安を感じながら卒業生を 見つめる保護者がいました。 井上ひさん46歳 10 年前家族で西屋に移住してきました。長女の楓出さんは春から県外の学校へ進学します。 [音楽] 私の正直な思いとしてはいわゆるただの仮地域ではない西アで中学校が急行となる現実を未だに受止められません。 私はテクノロジーが急速に進化すればする ほど世界から見た西アの価値や魅力は さらに高まるであろうと予測しています。 なぜなら人は利弁性を追求する一方へどこ かで利弁性とは真逆の自然の美を愛してま ないからです。 県出身の井上さんは西屋の駐在所に勤務 する警察官です。 娘が通う中学校が急行になることを知った 井上さんは地域のために何かできないかと 考え、去年から人代踊りに参加しています 。 あ、こんにちは。また巡回でおさせて いただきました。 特に最近あの変わったこととかないですか?もう健康面も含めてね。もうその内容からしたらちょっと 年間500件以上の家を回っているから 80ぐらいの間 地域の人たにとっては頼りになる存です。 うん。あの あそうなんですか。 ほんまに誠実な人です。 1 位からものすごいスカれとるしもうほんまにあのこう地元の人以上にあの嫌を愛する人なんです。 地域を盛り上げようっていうそのなんて いうかバイタリティなところは他でもでき んぐらいのそうですね。 井上さんの長男蒼太君小学4年生です。 人代には1年生の時から毎年参加してい ます。 男の子が担当する防振りの役も慣れた様子 です。 [音楽] あちゃんも唐揚げできたよ。はい。 いただきます。さっきいただいてました。 フライング最後の練習 大きく動いた方がこうやっとるように見えるけんな。本当に。 うん。 うん。 もう躍動感あるんよね。 薬動感とか分かるん? りやろ。 百動感ってわかるん?どういう意味? わかん。 今年はもうそう。 人代踊りはすっかり暮らしの一部になりました。 あれ同じ 人代踊りを未来へ残すため 保存会の小寺会長が動き出しました。 本番が一貫駅に詰まったある日、 練習日などを決める集会に若い世代を初めて呼んだのです。 このままだったらもうみんながこう年行ってるけ 多分終わってしまうと思うんよね。 是非とも協力してもろてできることから初めてもろたらええと思うんで したことない気そんなも全然わから全体像が全然わからん。 練習か 全徳で生まれ育ったもののしばらく踊りから離れていた 30代から40 代のわゆるリターン組会長の呼びかけに初めは戸惑ったものの協力することを決心しました。 [音楽] 全西自元の地元なんで やっぱり助けて行かないかんかなと思って改めてこう顔見たら年寄お寄ったなと思ってるのではい [音楽] ぶっちゃけ1人かけ1 人かけするようなあのも年齢になってると思うのでま、今のうちに色々教えてもらえることとか地域のこととかやっぱり勉強しないといけないなとは このまま練習よろしくお願いします。 はい。 あ、すごく こうして新たに 6 人の若手メンバーを迎えることになりました。 こんばんは。 こんばんは。 練習時間は夜 7時からです。ですかね。これ本当は 警察官井上さんは向を担当します。 去年は士を演じましたが、今年はその指を退治する役ですぐ後ろでナを持って踊ります。 [音楽] 足 先輩から向の振り方のコを教えてもらいます。 コツはね、右へ向いたらええんよ。こっち向いて回すだろ。で、今度左へ向いた感じで回したら、 ま、1回やってのかな? 歯シと一緒。そう、そう回したらそう、そう。 一緒やけ。 そう。一緒。うん。 一緒。 そうそう。2 年目ながら大役を任されたことは嬉しいもののプレッシャーは去年以上です。 [音楽] 士と一緒なんですけどやっぱりちょっとでもこう躍動感を出したいと思ってるんで本当に師匠をこう倒しに行くような勢いで演出をできたらいいかなと思ってます。はい。 うん。 こちらは30代と40代の若手リターン。 全部入れ当てないかんよ。当てる。 踊りの道具に触れるのはもちろん初めてです。カ [音楽] ラはいらんのぞ。カラは。お前は肩があるんだけど。 あ、これは何で? うわあ。腹立つ。ほんまめっちゃ [笑い] 初めて。 これは難しいわ。 [音楽] 太鼓は日の木で作った胴体に甲子の川を張ったもの。 日本の町はバヤと呼ばれ、左右で叩き方が異なります。その音は雷や稲妻を表していると言われています。 叩きやすいところ持ったらどっちでこれでもええしこれでもしだけでもか これって小指かなんか引っかける。 これここはかけんの?人差しはけかけ かけた方が叩きやす。 かけてこ ああ、よう戦かん。簡単そうに自分のあの親父とか周りのおっさをやってたんで難しいっす。 仲間が苦労する中、意外な才能を発揮したのは瀬戸明彦さん。 43 歳。みんなより早く吹けたのにはわけがありました。意外と吹けたね。はい。なんかトランペットにいた感じですね。 [音楽] 小 学校のでは多くの人が土産物店や旅館など観光業に携わっています。瀬戸さんもその [音楽] 1 人。ここがそばのコーナーになるんですけど、こんな長いそばですね。嫌なんでそばが一番売れますね。セス関係なくですね。この冷たいのもいけますし。はい。 そばはね、そうですね。ばあちゃんとかが作ってくれましたね。 あの、祭りとかの時にね、でもそばよりもうどんの方が好きなんですよ。やっぱりまだ始めたばっかなんでさんが来てくれるかなとかっていう [笑い] うん。 とこは不満もま、思いますね。 うん。 今年初めに油タし、祖母がしていたを受け継いだのは岩さん 34歳。 友人ら進めもあり、働いていた埼玉県の会社をめて妻や子供と戻ってきました。本当に欧米、ヨーロッパの方もいますし、アメリカ、いろんな国から多いですね。 [音楽] [音楽] うん。 もう世界中いか。 世界中。 はい。 観光客が押し寄せる賑やかさにとまらず 人口減現象といった地域の現実とも 向き合おうとしています。 この地方を盛り上げたいって、ま、観光も そうなんですけども、あと、え、地域自体 を盛り上げて、ま、少しでも力になれたら いいなと思った。気持ちで帰ってきたので 岩さんが練習しているのは梅払いと呼ばれる役所です。戦争を片手に警戒に舞うのがポイントです。 も聞いた話では寿司をからかうっていうようななんかね、あれは聞いとるんやけどね。 もう原やって長いのですか? そうやね。もう405年もう202 ぐらい時やったっけね。もう私もう足が上がらのですわ。もうですかね。 1回2回3回で左巻いて右巻いてもう 1回巻いて3 回これこれもう繰り返したい。最後の日はほりたかな。そ中でほりゃってた時はもう飛ばれんのもう舞うばっかりまうばっかりな。 [音楽] 熱心に練習を続けてきたゆさんでしたが、当日は仕事の都合で踊れなくなってしまいました。 もう少しでもこうやって継承できたらいいなと思って 来年からま、ずっと参加していきたいなと。 ここは正月に真で宝を願った畑。 おじいさんおばさん亡くなってからもうずっとこの芋をついでついでついで植えて植えてで未だにできてる芋だから貴重なよね。 受け継がれてきたのは踊りだけではあり ません。 掘り出しているのはいやで豪種芋と呼ば れる小ぼりなじが芋 しにくいのが特徴で山で暮らす人たちの力 の皆源です。 大体もう毎日食べるわな。じゃがいもはね 。 ひりが続けば天を見上げてため息をつく ことも望むのは警察地を下ろす雨です。 そんな雨にまつわるものが人代踊りの中に あります。 女性が被る花傘。雨傘を表現したものと 考えられています。 花笠は踊りの本番 2 週間前になると地域の人が集まって骨組以外を作り直します。 紙をのりで張り紙で飾り付けする手順は昔からほとんど変わっていません。 うる 今年から参加した若手メンバーも先輩から丁寧に教わります。 昔はこれ皆踊った人が聞いて持って帰ったんです。 畑の 鳥置いとかにこう釣って置いとったりしとった。 [音楽] こっちまで引っ張らないかん。 うん。ま、破れん程度に。お花のように。 のように 無理じゃ。 ちょっともう 辛いわ。したこと [音楽] したことないと。 もう行けそう。 手が動かんね。だ、お前みこ 思わず愚が多くの人が集まる祭り準備も楽しみの 1つです。 いにも重ねた赤い髪で作るのはつの花。 祭り当日 鼻傘のてぺんに飾られます。 ああ、 昔からつきだった。あ、うん。 つきがつばキがないじゃないですか。今ね、花がもうこれ 1人や2 人でできるものでないので鼻の準備が終われば祭りの本番はもうすぐです。保存会の練習は週 2回。 ユネスコの無計分解散に登録されてから回数を増やしました。 3世代で参加する平岡や、 警察官の井上さん。 息子蒼太君も真剣です。 [音楽] こうか。 [音楽] 若手メンバーのうち 2 人が本番で対抗を担当することになりました。 初めは左手の叩き方に苦労していましたが、随分慣れてきました。 お前もえやわ。 人代踊りで最も重要な役割が歌い手です。 対抗を叩くタイミングやセンスの動きを決めるオーケストラの指揮者のような存在です。 [音楽] 大手なかったら踊り踊れん。 舞歌い手は対抗を叩く人が兼ねると昔から決まっています。 [音楽] 歌詞は12 種類、それ以外は記憶が頼りです。たンたンたン。こっからか。 [音楽] 実は今から20 年ほど前保存会のメンバーが少なくなり、歌える人が 2人にまで減った時期がありました。 そんな危機を救ったのが小田原会長と平岡のおじいちゃん吉さんでした。 [音楽] カセットテープに歌を録音し、何度も繰り返し聞きました。 過去の音源を辿っていくと歌い手によって歌詞が違うこともありました。 ほんまにあんなに取ったんだのか。中 あれでもでもCDのとは違うんだ。の 1100 年以上受け継がれてきた祭りです。 [音楽] 口伝えでの継承で昔とは少し違う部分があるかもしれません。 [音楽] しかしみんなを1 つにする祭りの魅力に変わりはありません。 へい。 終わりです。 ああ、腰が痛。うーん。気合いだけかね。 [音楽] まあ、千万がね、見守ってるんで多分うまくいきます。 人代踊り当日の朝。 おはようございます。 おはようございます。 おはようございます。 集会所で身宅です。じゃない。 保存会のメンバーや家族が集まります。 小学生はまだ眠そう。 てやってて閉めるぞ。 うん。 いける。 初めて袖を通した一緒。 しばらく会えなかった中学校の同級生とも再開。 髪型が慎長も伸びたし髪型がやばい。 全然髪が 祭りの日はいつもより大人っぽく見えるから不思議です。 2 年ぐらい前にこうとったんが今年ちょうどだったんで着てました。大はちょっと苦しいっていうもゴムので こちらは3 世代で参加する平岡県名前ある。 お前腹太いちできなんじゃ。 腹ばっかと言うんじゃないか。 だろ。 お互い口は悪くても親の絆は固く結ばれています。 これ微に違うんですか?これ。 はい。 楽しみやね。 楽しみ。うん。 楽しみです。 人数も多いし。 対抗を担当する若手メンバーも練習の時とは顔付きが違ってきました。 手作りしたつの花を鼻傘に飾ったらよいよ出番です。 神社で奉能する前に 人踊りするのが習ならわし、 昔は祭りのお世話をする東屋の家で踊ったそうです。 ほら、 皆気味。ちょっと違うんよ。 入れハと てんてんと間違えた。 うん。てんてんと間違えたろ。 ホラガを担当した若手メンバーの瀬戸さん。初めは間違いもしましたがその後大きなミスはなく概順調な滑り出しです。 [音楽] 踊り現物にやってきた人の中には県外から帰ってきた人もあの子供の頃思い出すじゃないですけどね。感動そのものですね。来てよかったなと思います。よいよ神社で奉能が始まります。 高能は強候行およそ 1000m の山頂にある天満神社で行われます。昔は集落から 1時間以上歩いて登ったそうです。 雨を期限としながらも祭りはやっぱり晴が苦います。 初めに夏祭りの真事として会のメンバーや子供たちがお払いを受けました。 法策や無病裁を願い 保存会のメンバーも次第に緊張が高まります。関係 った人たちが静かに見守る中人代踊りが始まりました。 [音楽] おりゃ。り。 [音楽] 初めにお面をつけた梅や士が入場すると その後ろに警察官の井上さんが演じるナ向 や の子供たちが続きます。 全員が出揃うとその場で人を出ってもっと広がって [音楽] 師を退治するかのように向を一瞬フランに振り続ける井さん どこか様子が変です。いっぱ 1万円もっていいですか?も違う。 練習の時行けたのに。 うん。うん。うん。な んででも練習の時全然皮向けんかったのにちょっとこれで向けたんや。もが違う。 うん。ちょっとやっぱりあの当たる部分が変かたかもしれない。ちょっとヒ ちょっと力が入りすぎたようです。 ナ向や暴振りが一旦退場した後歌が始まります。 [音楽] え、これのではえ [音楽] 平岡のおじいちゃん吉さんが会長をサポートします。 [音楽] えつとめが [音楽] 森に響く太鼓の音え嬉しめでたのか松様よ [音楽] [音楽] センスは天下の猛を表し立ちと関係があるとされています。 [音楽] 昔の思い出が蘇える人。新たな思い出を記録しようとする人。 あんな声のに 若手メンバーも必死で先輩についていきます。 去年まで4台だった太鼓は6 台になり迫力が増しました。 K を超える太鼓の重み。それ以上に先輩たちが守り続けてきた伝統の重みが若手メンバーの方にしかかります。 さあ、良いわ。良いわよい。 [音楽] バッチリ 会長の一言に笑がこぼれます。 初めてだったんで不安でしたけど、ま、やってみたらまあまあ先輩に邪魔しない程度にはできたんじゃないかなと。全部歌も覚えきれてないんで、ま、また来年頑張りたいなと思います。 [音楽] 梅払いや、ナ向などさの役が踊り場を後にする様子は雨が降った時に逃げ出す様々な人々や生き物を表していると言われています。 [音楽] 師の後ろで懸命に踊る井上さんと息子の蒼太君。 西に来て10年。 今ではここが第 2のスです。 ほりゃ 地域のもうこれからのそのままコミュニティですよね。もうあの全体の繋がりとかそういったものをやっぱりもう 1 回再認識する場なんじゃないかなと思ってます。 荷物を持ったやっこと呼ばれる役が 3世代で参加する平岡の広明さん。 これからは踊りの楽しさをたくさんの人に 伝えて仲間が1人でも増えればと考えてい ます。 楽しく踊りができて、え、ま、人数も多く てこう迫力が出たかなと。ま、踊って やっぱ楽しいです。あの泡踊りと同じだと 思うんですけど、私の中ではリズムがあの やっぱりこう体に染みついとんですかね。 聞くとやっぱり体が動く。 [音楽] 実況ほどヒローすると踊り子が神社の裏に向かいます。花笠の紙をちぎる儀式。通称傘破り。これで本能は終わりという意味です。 [音楽] [音楽] 若い人がすごい参加してくれて嬉しいです。賑やかです。 ありがとうございます。あの、 最後は保存会のメンバーが傘を脱いで見物に来た人と一緒に踊ります。 なんとなく ね。向き。 そうですか。です。 き 着物はやっぱりこうんじゃないな。 こうこれだけするんじゃな。 はい。 うん。 難しい。 そう、そう。 こうやってお祭りを続けてこられてるっていうことがやっぱり素晴らしいし、皆様の中の良さ、コミュニティとしてちゃんと守られてるっていうのがあのお祭りの良さだし、そのことでやっぱり地域がまとまっていくっていうのですごくいいなと思いました。 こうにいる。こうでもどっちでもいい。こ 西に暮らす人々が脈と受け継いできた人代踊り。踊りの形式は昔と少し変わったかもしれません。しかし人口が少なくなった今落の平を願う気持ちは昔より強くなっているに違いありません。 [音楽] [音楽] いい踊りができたと思います。天マグの 掃除から始まって道路の掃除うん。色々、 ま、草刈りとうとやって今日この踊りが できるんで、ま、そこはもう毎年のように みんな協力し合ってできておりますんで、 ま、今後も6人新しく入ってくれたんで、 まだまだ頑張っていこうかなと。はい。 決意には 山深い神社に差し込んだ眩しい光。 が大きな虹に変わりました。 [音楽] 祭りをたくさんの人に知ってもらいたい。そんな願いから子供たちが制作したのは人代踊りのハガです。ここにも [音楽] おすご 綺麗に行っとる。 すげえ。取るの いい感じです。で、 [音楽] 釣り上がったのは笑顔で踊る集落の人たち。 [音楽] 1年後にまたあの経で [音楽] 神踊りをずっとさっきまで残していきたい。 [音楽] [拍手] 日本は生きている。 季節が1つ1つ繋がるように大切に 受け継がれていく日本がある。 祭り 人を1つにする無心のエネルギー。 そんな生命力を求め人は祭りに帰ってくる 。 [音楽] 祭りの力を日本の力に その思いを胸に大道グループもまた1人の 祭り人として故郷の祭りを見守り続けて いる。 この国のどこかで今日も [音楽] あかい。 うん。日本の心のすぐそばに大道グル

徳島県三好市西祖谷山村善徳 天満神社
「秘境に舞う~徳島・西祖谷の神代踊~」

(製作著作:四国放送 2024年作品)
(ダイドーグループ日本の祭り 2024年度優秀賞受賞作品)

日本三大秘境に数えられる徳島県三好市の祖谷地方。
平家落人伝説が残る山深い地で、古くから受け継がれてきたのが「西祖谷の神代踊」です。ユネスコ無形文化遺産に登録された「風流踊」のひとつで、起源は菅原道真が讃岐守だった時、雨乞いを祈願して踊ったのが始まりと伝えられています。
毎年旧暦の6月25日に山頂に鎮座する天満神社で、花笠を被った女性や、お面をつけた男性らが輪になり、太鼓の音に合わせて踊って奉納されます。
踊りは地元住民で作る保存会が担っていますが、去年、地元の中学校が休校になるなど、過疎は深刻な状況です。
集落が寂しくなる中、小学生たちが伝統を継承しようと練習に汗を流します。高齢化が進む保存会の助けになればと、別の町から移住してきた警察官や県内で活動する舞踊家も加わり、静かな秘境に踊りの輪をつくります。
(注:TV番組OA当時の紹介文を使用しています)

The Iya region of Miyoshi City, Tokushima Prefecture, is counted among Japan’s Three Great Hidden Regions.
In this mountainous area, where legends of the Heike clan’s defeated warriors persist, the “Jindai Odori of Nishi-Iya” has been passed down through generations.
It is one of the “Furyu Odori” dances registered as a UNESCO Intangible Cultural Heritage, with its origins said to date back to when Sugawara no Michizane, as governor of Sanuki, danced to pray for rain.
Every year on the 25th day of the 6th month of the lunar calendar, women wearing floral hats and men with masks form a circle at the Tenma Shrine, nestled on the mountaintop.
They dance to the rhythm of drums as an offering.
The dance is performed by a local preservation society, but depopulation is a serious issue, with the local junior high school closing last year.
As the community faces decline, elementary school students are diligently practicing to carry on the tradition.
To support the aging preservation society, a police officer who moved from another town and dancers active within the prefecture have also joined, creating a circle of dance in this tranquil, secluded area.

▼ダイドーグループ日本の祭り(ダイドーグループHD 公式サイト内)
https://www.dydo-ghd.co.jp/csr/matsuri/

▼四国放送(製作著作)
https://www.jrt.co.jp/

Festival of Japan “Matsuri” – The Human Documentary Programs supported by DyDo Group Holdings

#祭り #秘境 #徳島県 #三好市 #祖谷 #西祖谷

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