奉納神楽 貴見上(きけんじょう) 長浜神楽 (於)2025長濵神社夏季大祭
大分市の夏まつりの先陣を切る「長浜さま」。5日の氏子町内の子ども神輿の巡行を皮切りに、神楽の奉納や獅子舞の巡行などが繰り広げられます。
5日(土)~7日(月)は塩九升通りを中心に周辺道路が歩行者天国となり、100件近くの露店等が並び、毎年多くの人でにぎわいます。
【神楽座紹介】長濱神楽
※保存会のHPより引用
長濱神楽は、大分の一番初めに行われる夏まつり、長濱神社祭典を皮切りに、各神社に奉納させていただいております。
この長濱神社の祭神は少名彦名命と言い、神話によれば大国主命と共に国を平定した神様として知られています。
長濱神楽保存会の前身は、豊後神楽保存会として昭和28年に発足して現在に至っています。
大分の神楽には御嶽流、深山流、浅草流、豊後流、伊勢流などがありますが、長浜神楽は、豊後流に属します。
太鼓のばちが短くテンポが速いのが特徴です。
【演目紹介】;貴見上(きけんじょう) 貴見城
古事記・海神宮・日本書紀・海幸山幸を題材としたもので、瓊々杵尊の子に火闌降命(火酢芹尊)・彦火々出見命()という兄弟神の物語です。 二人はそれぞれが持っていた釣竿と弓矢を交換しました。弟神彦火々出見命が兄神火闌降命の釣竿で魚を釣っていたところ、釣鉤をとられてしまい別の釣鉤を作り兄神火闌降命に返したが、元の釣鉤返還強要に弱っているとき、海神の助けで海神宮(貴見城)を訪れ釣鉤を探し出すという舞です。
※由布市 庄内神楽 演目の紹介HPより引用