( 前回の旅の続き )軽井沢・草津温泉・ロックハート城への旅 Trip to Karuizawa, Kusatsu Onsen and Lockheart Castle

浅間山・鬼押出し園
1783年7月8日に起きた浅間山の噴火は、江戸時代でも最大規模の大噴火であり、「天明の浅間焼け」とも呼ばれています。4月から鳴動と小爆発が続き、7月に入って活動が最高潮に達しました。7日の夜から激しい噴火が始まり、8日には真紅の火炎が数百メートル吹き上がり、大量の火砕流が山腹を高速で流下して鎌原村を直撃。土石流は家屋や人々を飲み込み、死者477人という甚大な被害をもたらしました。噴出した溶岩は鬼押溶岩流と呼ばれています。浅間山は十数万年前から活動を続け、多層の成層火山で、1783年の噴火はその歴史の中でも特に記録に残る大災害です。

白糸の滝

湯川の水源にあるこの滝は、高さ3 m、幅70mの岩はだより数百条の地下水が白糸の如くに落下し、実に美しい滝です。春はさわやかな新緑に包まれ、夏の季節には滝しぶきと涼風が訪れる人々を楽しませ、秋はまばゆいばかりの紅葉が十分に目を楽しませてくれます。

軽井沢

旧軽井沢のメインストリート。約750mの旧軽銀座銀座通りの両側には、老舗のベーカリーや、コーヒーショップ、お土産や食べ歩きのお店が並びます。木造のクラシックな外観の軽井沢観光会館では、観光情報を提供してもらえます。少し足を伸ばすとショー記念礼拝堂などもありますよ!
草津温泉

津温泉ロックハート城

ロックハート家の祖先サイモン・ロッカードは、スコットランド独立の英雄ロバート・ブルース王に仕え、王の遺言で彼の心臓を聖地に埋葬する使命を負いましたが、十字軍の戦乱により心臓は祖国スコットランドのメルローズ寺院に奉納されました。その名誉を讃え、家名をロックハートに改めました。ロックハート城は1829年にエジンバラ南西に建てられ、領地開発や文化貢献に尽力したウィリアム・ロックハートらが関わりました。1988年、同城はシベリア鉄道経由で日本へ移築され、1993年に群馬県高山村で復元されました。日本初のヨーロッパ古城の移築復元で、俳優津川雅彦氏とオーナー平井良明氏の夢が実現した象徴的な施設です。

# 甲信地方の旅
# 軽井沢
# 草津温泉
# ハートロック城

Write A Comment