大湫ヒトツバタゴ自生地 岐阜県 瑞浪市 大湫町
大湫ヒトツバタゴ自生地 (県指定天然記念物)
中山道大湫宿より恵那市へと通じる道を北へ向かい、神田(かんだ)地区に入ると朴葉沢(ほおばさわ)と呼ばれるヒトツバタゴの自生地があります。
花の咲く季節には沢全体が真っ白に染まり幻想的な美しさです。
樹齢100年を超えると思われるヒトツバタゴ。 11本もの群生は県下一の自生地で昭和34年(1959)県の天然記念物に指定をされました。11本の樹の内3本が実を付ける雌木です。
まわりには湿地特有の植物、絶滅危倶種に指定をされている「カザグルマ」や「ミカワバイケイソウ」も見ることができます。
大湫の自生地は、最もヒトツバタゴの自生環境が保たれた他に類の無い貴重な場所です。大切に守り後世に残していきたい自生地です。