ブドウ作りの挑戦に始まりワイン製造の情熱によって生まれた十勝ワイン。自然災害の苦境から脱却するために…
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1950年代後半、北海道十勝地方は「十勝沖地震」や冷害などによる凶作の被害を受けてました。池田町はこの苦境をどう脱却するか。当時の丸谷町長は、新しい産業としてブドウ栽培を構想。極寒の池田町でゼロからのぶどう栽培という壮大な挑戦が始まりました。
しかし、冬期間は-20℃を下回る日が続く厳しい気候条件の十勝地方ではブドウ木は上手く育たず、次第に協力者からも疑念の声が上がりました。その時、丸谷町長は「野山に山ブドウがたわわに実っているのだから、品種改良や栽培技術を向上させれば、ブドウ栽培も可能になるはず」と野山で採取した山ブドウをなんとソビエト連邦(当時)の研究所にまで持参。
その結果、日本には自生していないと思われていた、ワイン醸造に最適な品種「アムレンシス」の一種であることがわかったのです。
1963年にはアムレンシス100%で作られたワインが翌年の国際コンクールで評価されたのをきっかけに池田町のブドウ栽培は「ワイン用」へと方向を定め、山ブドウでのワイン造りのほか、ヨーロッパ品種の導入、池田町独自品種の開発を行う「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」が開設されました。
そして池田町のワインを「十勝ワイン」のブランドで販売を開始しました。
十勝ワインは丸谷町長の挑戦と情熱により、目指していた池田町に「新しい産業を作り出す」ことに成功しました。
実は池田町民のワイン消費量は日本人の平均の5〜6倍。十勝ワインは池田町民一人ひとりが愛着を持って買い支えてくれているのです。
テーブルワインには
「山幸」「清見」「清舞」「セイオロサム」「トカップ」。
クリスマスパーティーや記念日には、ちょっと贅沢に
「ブルーム」「山幸アイスワイン」「ジュエルオブトカチ」
で食卓を彩りませんか?
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ラストの夕日のシーンはいけだワイン城の4階にあるレストランのテラスから撮影しました。
四季折々の景色が楽しめるとても素敵なテラスです。
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0:00 ワイン城の扉が開く
0:06 時を待つワイン
0:20 ブドウの収穫
0:41 十勝池田町とワインの歴史
0:58 OIVに品種登録された山幸
1:16 食卓を彩るワイン
1:26 池田町とワイン
1:49 ここからが始まり
北海道十勝池田町にある池田町ブドウ・ブドウ酒研究所。
ワインを増産するために1974年に作られた施設は、ヨーロッパの古城のような外観から「ワイン城」と呼ばれ、ワイン造りの拠点だけではなく、町の観光施設としての役割を担っています。施設の周辺にはブドウ畑が広がり毎年10月には「ワイン祭り」が開かれ、全国のワイン好きが訪れます。
そんなワイン城の扉が今開く。
地下熟成室で出番の時を待つワイン。
一つとって光にかざす。
澱(おり)を確認。
良い出来だ。
ブドウ畑を上空から望む。
なんて素晴らしい風景だろう。
この時期だけの特別な一コマ。
早朝から収穫を開始する農家さん。
手慣れた感じでぶどうを収穫していく。
腰に付けたバケツにブドウをどんどん入れていく。
今年も豊作、とのこと。
ブドウは房の上のほうが甘い。
上のほうが太陽の光をいっぱい浴びているからだ。
このブドウ「山幸」は糖度22度を見極めて収穫する。
冷涼な気候によって生み出される酸味とのバランスで成立する。
そんな池田町のワインができるまでには大変な歴史があった。
昭和20年代後半の第一次十勝沖地震と2年連続の大冷害。
池田町のブドウはこの自然災害をきっかけに誕生した。
「耐寒性」と「早熟性」の2つの特性を兼ね備えた品種が誕生。
21,000種の品種交配。
挑戦と失敗の連続。
不屈の精神から生まれた「山幸」は
フランスの「OIV」に品種登録された。
ワインと食卓。
ローストビーフ、アクアパッツァ、サラダ、チーズ、
リーキの丸焼き、ステーキ、カチョカバロ。
ご馳走が並ぶ。ワインは気取らず食事のおともに。
もちろん特別な日にも。
ワインとともに毎日を生きていく。
池田町に夕日が沈む。
やわらかな風の音。
たわわに実ったこのブドウ畑を
先人たちは、想見していただろうか。
冬の寒さに耐えかねて、
枯れてしまった苗木を前に
幾度 心が折れただろうか。
焦らず、慌てず、諦めず、
ただ一心に、明日へ向かう。
ワインとともに、明日を生きる。