田代西之城址(阿久根市鶴川内)

県道46号線と県道368号線の交点の南西側にある田代西之城址の動画です(2025年3月撮影)
史跡として整備されているのは県道の交点の近くにある標柱と解説を埋め込んだ岩だけのようですが、裏手の山は城址っぽい雰囲気があります
標柱と解説の左上のほうには昭和の初期に養蚕神社が建てられた跡があります。到達するにはぐるっと回らないといけませんが

0:00 県道交点~本丸?入口
5:27 本丸?散策
8:12 坂途中~養蚕神社
11:06 養蚕神社~城址端(県道交点上付近)
12:55 養蚕神社~麓

#田代西之城址
#鹿児島の城
#阿久根市

1 Comment

  1. 西之城・鳶之巣城のある土地は、直線距離で東北方2kmほどの嶽ダム付近に大きな断層2本が交わって屈曲する点があり、硬くて高い出水山地の輪郭が曲がる原因と思われ、高松川の流れる方向にも影響しているでしょう。
    そしてここだけが入戸火砕流が堆積した軟らかい地質(県道368号の谷沿い)で、山城を造築しやすい貴重な土地だったと思います。
    まず城の位置取りが絶妙で、足元の土や複雑な起伏の感じはシラス台地の山城らしい感じです。地図を見ると14:48高松川はこの高まりを避けて蛇行しているので、天然の濠になっていたのでしょう。こうなると東の鳶之巣城も気になりますが、この東西の城跡は西に流れる高松川と北に流れる野田川の微妙な分水界になっているのもおもしろい点です。

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