「空中ルポ」ー戦禍伝える無数の弾痕…旧日立航空機変電所ー

集合住宅やショッピングモールに囲まれた公園に立つ、古びたコンクリート製の建物。壁一面に刻まれた機銃掃射による無数の弾痕は、上空からもはっきりと見て取れた。無残な姿が、80年前の記憶をありのままに伝えている。都立東大和南公園(東京都東大和市)に現存する戦災建造物「旧日立航空機変電所」。1938年に建設され、軍用機のエンジン製造を担った日立航空機立川工場に電気を供給していた。太平洋戦争末期に米軍の標的となり、45年に3度の空襲に見舞われる。戦闘機やB29爆撃機による攻撃で、学徒や従業員ら計111人が亡くなった。クレーター状の弾痕は300か所以上にのぼり、空襲の威力を生々しく物語っていることから「西の原爆ドーム 東の変電所」とも称される=東京本社写真部 大石健登撮影 2025年6月23日公開

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