ぷっくり可愛いレブンアツモリソウに会うために、北海道北西部の花の浮島:礼文島に行ってきました(2025年6月8日)

北海道北西部の日本海に浮かぶ日本最北端の島である礼文島は、春から秋にかけて、およそ300種類の花々が咲き乱れ「花の浮島」とも呼ばれています。本州では約2,000mの山岳地帯でないと見られない希少な高山植物が海抜0mから見ることができ、ここでしか見られない固有種も多数存在します。
 その中でも、この島にだけ咲く「レブンアツモリソウ」は、5月下旬から6月上旬頃にかけて上品なクリーム色の花をつけることからラン科の女王とも呼ばれています。本州各地で見られるアツモリソウの花の色はあずき色や赤紫などですが、レブンアツモリソウは薄いクリーム色や白です。開花時期は場所によって違いはあっても早春の5月下旬~6月上旬頃で、何よりその大きい袋状のフォルムが多くの方の心を虜にしていて、花言葉の「君を忘れない」そのものです。この花のもう一つの花言葉は「気まぐれ」で、その言葉どおりアツモリソウ群生地では、去年咲いていた場所に今年は咲かなかったりと、咲き方は正に気まぐれそのものです。 
 かつては礼文島内各地で咲いていたレブンアツモリソウですが、盗掘に遭って数は激減し、現在は保護区のレブンアツモリソウ群生地以外ではほとんど見られなくなっているそうです。
 今回は、礼文島の香深フェリーターミナルから路線バスで最北のスコトン岬まで行き、スコトン岬から浜中までの岬めぐりコースをハイキングしながら、コースの終盤にあるレブンアツモリソウ群生地に行ってきました。
 スコトン岬では、昨年の利尻山登山2日間及び今年の利尻島観光2日間でも見れなかった、利尻島の利尻山(利尻富士ともいう、標高1,721m)に礼文島観光2日目にしてようやく会うことができました。礼文島の「花の浮島」に対して、利尻島は、中央に利尻山がそびえ立つ美しい姿が島全体を神秘的にしていることから、「夢の浮島」とも呼ばれています。
 岬めぐりコース終点の浜中バス停はバス便が悪いため、少し先の病院前バス停まで歩いてから帰りのバスに乗りました。帰りのバスの車窓からは、金田ノ岬付近の岩の上に多くのゴマフアザラシが寝そべっているのが見えました。

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