東海道五十三次を歩く 18日目 南草津から三条大橋まで

今回で最後となる東海道五十三次。
前回足を痛めた南草津駅からスタートです。 萩の玉川と弁天池。知られざる「日本六玉川」のひとつと、神社の浮島。
この辺りは水と歴史が静かに共存するエリア。 大萱の一里塚や立派な旧家が並ぶ旧街道。往時の宿場の面影が残ります。 瀬田の唐橋を渡り、擬宝珠が目を引く。構造は近代的でも情緒あり。 旧東海道の雰囲気は薄れ、工業地帯に。そんな中でも松並木に癒やされる。 登録有形文化財に登録されている重厚な建物、滋賀県庁。
少し歩くと日露の外交を揺るがした大津事件の現場がひっそりと残る。 京阪京津線の路面区間を抜け、大津宿本陣跡へ。五十三次最後の宿場町。
ここから逢坂山へと、最後の大きな峠越えが始まる。 国道1号線と京津線に挟まれて坂を登る。三関の一つ、逢坂関跡も通過。
逢坂関は山城国と近江国の国境となっていた関所です。 髭茶屋追分は、ブラタモリでもタモリさんが絶賛していた三叉路の追分。
ここを右へ京都方面に。いつか、左の東海道五十七次も歩いてみたいですね。 日ノ岡峠から九条山の車石、ねじりまんぽへ。近代建築の宝庫。
京都らしさと歴史の重みを感じるラストスパート。 三条大橋に到着!江戸から続いた徒歩旅がここで完結です。 決して楽な道のりではなかったけれど、終わってみれば充実感でいっぱい。 江戸から京都まで、歴史ある道を辿りながら、自分の足でつないでいくこの旅は、
歩いた人にしか味わえない達成感がありました。

2025年5月9日(金)
https://creco.net/tokaido-53stations_18_minamikusatsu-sanjoohashi/

[チャプター]
00:00 – オープニング
01:23 – 53. 大津宿
02:46 – 三条大橋

[クレジット]
フリーBGM DOVA-SYNDROME
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