【鳴子温泉】すっごい色の温泉見つけた

【🏡「真隣なのに全然ちがう」って最高。東多賀と西多賀】
鳴子温泉の奥深さを象徴しているのが、この2軒の宿。西多賀旅館と東多賀旅館。
二世帯住宅ってくらいの距離にあるのに、湧いているお湯がぜんっぜん違うんです。

まず、西多賀旅館。お湯はうぐいす色で、まるで入浴剤でも入れたみたいな色。ガツンと香る硫黄臭はちょっとクセがあるけど、それがまた良い。体感は意外とまろやかで、ツルヌルの肌触り。美肌系硫黄泉って感じです。しかも源泉100%かけ流し。ツウの間では「奇跡の湯」とも。

一方の東多賀旅館は、ミルキーな乳白色の湯。いかにも“ザ・温泉”な見た目に、テンションが上がらないわけがない。硫黄の香りはするけど、西多賀よりもやさしめで、こちらも肌あたりはやわらかく、心地いいぬくもりに包まれます。しかも新鮮な源泉がザブザブと注がれていて気持ちいい。

ちなみに温泉ファンのあいだでは「東多賀派」「西多賀派」で意見が分かれるんだとか。きのこの山 vs たけのこの里、みたいな。これは……一度は両方入って、自分の“派閥”を見つけたくなります。

【🧪ちょっとマニアな成分メモ】
📍西多賀旅館
・うぐいす色/pH6.6
・硫化水素イオン:10mg
・チオ硫酸イオン:9.3mg
・遊離硫化水素:36.7mg
・メタケイ酸:259mg

📍東多賀旅館
・乳白色/pH6.0
・硫化水素イオン:2.3mg
・チオ硫酸イオン:0.2mg
・遊離硫化水素:34.4mg
・メタケイ酸:224.2mg

🗾 ロケ地
・鳴子温泉 西多賀旅館(〒989-6822 宮城県大崎市)
・鳴子温泉 東多賀旅館(〒989-6822 宮城県大崎市)

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