橿原神宮

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2025年6月7日 奈良県の神社
奈良県橿原市久米町にある神社。
旧社格は官幣大社、勅祭社。現在は神社本庁の別表神社。
畝傍山の麓にあり、神武天皇畝傍山東北陵の南にある。

初代天皇である神武天皇と皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命を祀るため、神武天皇の宮(畝傍橿原宮)があったとされるこの地に、橿原神宮創建の民間有志の請願に感銘を受けた明治天皇により、1890年(明治23年)4月2日に官幣大社として創建された。橿原神宮の設計は、東京帝国大学(現・東京大学)名誉教授を務めた伊東忠太によって行われた。

1940年(昭和15年)には昭和天皇が同神社に行幸し、秋には日本各地で紀元2600年奉祝式典が挙行された。この年の参拝者は約1000万人に達したという。現在でも皇族の参拝がある。

1948年(昭和23年)に神社本庁の別表神社に加列されている。

近代の創建ではあるが、奈良県内では春日大社と並んで初詣の参拝者数が多い神社である。他にも、勅使参向のもと紀元祭が行われる2月11日(建国記念の日)や、神武天皇祭が行われる4月3日、および奉祝行事「春の神武祭」の開催期間にも多くの参拝者が訪れる。

畝傍山東麓は北側が神武天皇御陵、南側が橿原神宮となっている。県道を隔てた東側は奈良県立橿原公苑として整備されており、橿原公苑野球場や橿原公苑陸上競技場があり、各種スポーツ競技の奈良県予選決勝の舞台として頻繁に利用されている。
公苑に隣接する施設として奈良県立橿原考古学研究所および付属博物館がある。また、付近は多数の陵墓が存在する。
社務所に当たる組織は橿原神宮庁と呼ぶ。

2016年(平成28年・皇紀2676年にあたる)には神武天皇二千六百年大祭が行われた。その際第125代天皇明仁(現・上皇)とその皇后美智子が親拝し、銅鏡を贈る意向を示し、2018年(平成30年)に河相周夫侍従長から、銅鏡「橿原の杜」及び鏡箱が贈られた。

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