鹿児島を旅行した際に、鹿児島のシンボル桜島を城山公園展望台、仙厳園、湯之平展望所、有村溶岩展望所等の色んな角度から観光しました(2023年11月9日)

九州旅行で鹿児島を訪れた際に、鹿児島のシンボル桜島を城山公園展望台、仙厳園、湯之平展望所、有村溶岩展望所等の色んな角度から観光しましたので、その様子を紹介します。
 鹿児島湾(別名:錦江湾)に浮かぶ面積約80km²、周囲約52kmの桜島は、鹿児島のシンボルといわれています。北から南に北岳(標高1,117メートル)、中岳(標高1,060メートル)、南岳(標高1,040メートル)の三峰から成る複合火山で、霧島錦江湾国立公園に指定されています。桜島は約26,000年前に誕生し、17回の大噴火を繰り返してきました。以前はその名の通り「島」でしたが、1914年の大正噴火で流れた溶岩によって海峡が埋め立てられ、大隅半島の一部となりました。
 城山公園展望台は、鹿児島市の市街地の中心部に位置する標高107mの「城山」にある展望台で、鹿児島市街地と錦江湾、桜島が望める絶好の撮影スポットです。
 鹿児島市吉野町にある仙巌園は、万治元年(1658)に19代藩主島津光久が築いた別邸です。桜島や錦江湾を庭の景色に取り入れた借景庭園で、その雄大な景観を活かして、島津家・薩摩藩の迎賓館のような存在でもあったそうです。また、仙厳園の石階段は、大河ドラマ『篤姫』や『西郷どん』のロケでも使われた風情のある階段です。
 桜島島内にある湯之平展望所は、北岳の4合目(標高373m)に位置し、桜島において一般の人が入ることができる最高地点です。ここからは、360°どこを見ても絶景で、目の前に迫った北岳の荒々しい山肌、眼下に広がる大正溶岩原、錦江湾を挟んで西側には南九州最大の都市・鹿児島市の街並みが広がります。
 桜島の反対側にある有村溶岩展望所は、南岳の麓、有村地区の大正溶岩原に作られた展望所で、一面に広がる溶岩原と、その上に根を張るクロマツが、非日常の景色を作り出しています。

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