この作品は、会津若松市の鶴ヶ城内で行われているアイヅテラス「体感!光の杜ミュージアム」として開催されている「鶴ヶ城」と「麟閣」のライトアップを紹介するものです。 この鶴ヶ城の天守閣は1593(文禄2)年に蒲生氏によって完成したと言われていますが、1868(慶応4)年に「八重の桜」でおなじみの戊辰の役(会津戦争)の主戦場となったことから、新政府軍の砲撃などにより相当破壊されたとのことです。現在の天守閣は、1965(昭和40)年に、近代建築工法により再建されたものです。東北地方ではもとより、全国でも名城の一つと言われ、特に桜の名所として有名で、全国から観光客をはじめ多くのカメラ愛好家を集めています。
一方「麟閣」については、会津の祖ともいわれる蒲生氏郷との関係が深く、次のような歴史があるようです。すなわち、氏郷は勇猛な武将でありましたが、茶道に親しむなど、この時代を代表する文化人であったと伝えられ、千利休が秀吉の怒りに触れて死を命じられた折り、利休の茶道が途絶えるのを惜しんで、その子「少庵」を会津にかくまい、千家復興を秀吉に働きかけましたといわれています。このことにより、その後孫によって3千家が興され、今日の茶道隆盛の基が築かれましたということですが、「少庵」がかくまわれている間、氏郷のために造ったと伝えられているのが「麟閣」だということです。後の戊辰の役で会津藩が敗れ、明治に入って鶴ヶ城が取り壊される際、森川善兵衛氏が貴重な茶室が失われてしまうのを惜しみ、明治5年(西暦1872年)これを自宅へ移築し、長年その保全に努めていたところ、会津若松市が市制90年を記念してこの茶室を後世へ伝えるため、鶴ヶ城内の元の場所へ移築したということです。
 ちなみに、当催事の平成29年の開催日程は、2月12日から3月11日までとなっているようです。
 この映像は、平成29年2月28日(火)に撮影した素材を使用しております。
なお、小生の「福島の滝、一本桜、祭り、自然風景」などを紹介しているメイン・チャンネルがありますので、こちらもどうぞ:https://youtu.be/zmk5KsUNGA

鶴ヶ城の関連参考映像は次のとおりです。どうぞご覧下さい。
①桜の映像は:http://youtu.be/BjAdzRvpZHw
②雪景色の映像は:https://youtu.be/TjMqU0fxUE0
③絵ろうそくの映像は:https://youtu.be/LB_0jNYM9uI
④桜の映像:https://youtu.be/BjAdzRvpZHw

1 Comment

  1. またまた懐かしい場所が写し出されて、有難く拝見しました。半月前に母を亡くしてみて、故郷の変わり様が
    気になって、国会で騒いでいる事以上に、福島の現在を全国に知ってもらい何とかして欲しいです。。

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