奥多野の春 神流の山のアカヤシオ(2025.4.19)
アカヤシオを見に神流町へ。
5月になると神流川にこいのぼりを架ける神流川公園の駐車場へ車を置いて出発。
駐車場の猫たちに見送ってもらい、県道を塩沢方面へと歩く。
塩沢ダムを過ぎて、塩沢川左岸の尾根に取り付いた。桃の窪と呼ばれる辺り、藪岩のバリエーションで尾根を上がった。
途中、猛禽類が鳴きながら隣の尾根を旋回していたので、巣に卵や雛が居るのかもしれない。
そう言えば、ダム湖に望遠で鳥をねらっている人たちを見かけた。クマタカだろうか?
尾根下部のアカヤシオは散っていたが、上がるにつれて見頃になった。
岩場に阻まれたころから、花はミツバツツジに交代。
岩を巻いて植林地帯を抜けると、御荷鉾スーパー林道へ出る。
林道から支尾根へ少し外れた高岩神社へと寄る。以前は、天狗沢から高岩山の高岩神社まで道があったが、今は林道も崩壊し道形も残っていない。
帰りはトレランコースにもなっている若御子尾根で下った。こちらのアカヤシオも終盤だった。
「父不見御荷鉾も見えず神流川、星ばかりなる万場の泊まり」(尾崎喜八の神流川紀行より)
この日は、父不見(ててみえず)も御荷鉾(みかぼ)もすべて見え、万場の街並みを見下ろしてフィニッシュ。
Music:「Spring Muffin」 MFP【Marron Fields Production】 さん
DOVA-SYNDROME
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