【日本で唯一の備前中南米美術館後半】メキシコからペルーにかけての考古学美術品や民族学的資料など約2700点を収蔵展示している。古代アメリカ大陸で作られた土器・土偶・石彫・織物など中南米の文化遺産です。
日本で唯一のBIZEN中南米美術館の後半。メキシコからペルーにかけての中南米諸国11ヶ国の考古学美術品や民族学的資料など約2700点を収蔵展示しています。収蔵品の中心は、古代アメリカ大陸で作られた土器・土偶・石彫・織物など中南米の文化遺産です。国内外でもこれだけ広範囲な古代中南米美術コレクションを持つ施設は珍しく、質・量ともに学術上・美術史上極めて貴重です。
コレクターの故・森下精一氏は備前市日生町で漁網の製造・販売を営み財を成し、商用で南米を訪れた際に古代アメリカ文化の遺物に魅力にとりつかれ収集を始めました。その後、地域の文化振興のために財団を設立し、施設と全作品を寄贈しました。