【九州最長片道切符の旅】4. 温泉の国、玖珠の山並み（中津～日田）
海沿いの温泉都市別府から、一路九州山地の中へ。
「分け入っても分け入っても青い山」。
種田山頭火の句は、熊本の植木から始まった旅の最初の句であることから、一般には九州山地の風景を詠んだものと解される。
不思議なもので、富士山のように大きな山がどんとあるのでもなく、また、日本アルプスや四国山地のように急峻でもない九州山地では、至る所で展望が開けては、その向こうに別の山が居座っている。
それは、列車から眺めていても十分に感じることができるだろう。
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