沼津駅の高架化工事の現場を2025年4月下旬に現地取材して来た!
皆さん、こんにちは。ダイヤを見ながら渡る旅です。 今回は、2023年より開始された沼津駅の高架化工事事業の進捗状況を確認していきます。 撮影日は2025年4月下旬。 今回は拡大版なので、現在工事が行われている新貨物ターミナルと新車両基地だけでなく、工事の概要まとめとこれから工事予定の沼津駅周辺も確認します。 よろしくお願いします。 なお本動画では日本語字幕がデフォルトで表示されていますが、日本語以外の言語字幕も用意しています。 YouTube画面上のギアマークから字幕を表示してご視聴ください。 ということで、まずは沼津駅について紹介します。 沼津駅は、駅名の通り、静岡県東部地域の主要都市である沼津市の代表駅です。 東海道本線と御殿場線の2路線が乗り入れており、JR東海の旅客駅とJR貨物の貨物駅が同居しています。 駅の開業は1889年2月1日と、19世紀まで遡ります。 現在は旅客駅と貨物ターミナル、そして車両基地のみ存在する駅ですが、昔は機関車の車両基地である沼津機関区や貨車操車場も併設され、さらに駅から沼津港線という貨物支線も分岐していました。 沼津駅が鉄道交通の重要拠点に成長した背景には、元東海道本線である御殿場線の急勾配が関係しています。 国府津~御殿場~沼津間の急勾配を突破するため、勾配区間の端点となる沼津駅では機関車の付け替えが行われ、上り列車は必ず沼津駅に停車していました。 1934年に丹那トンネル経由の新線が開業した後も電気機関車と蒸気機関車の付け替えを沼津駅で行っていたため、1949年に静岡駅まで直流電化するまで東海道本線を走行する全ての列車が沼津駅に停車していました。 このような背景から鉄道を運営するのに必要な重要設備が沼津駅に集積するようになりました。 東海道新幹線開業時は三島駅に新幹線の駅が設けられましたが、駿東地区の在来線の鉄道交通の拠点は、現在も沼津駅が担っています。 2025年4月時点において、沼津駅には基本的に普通列車しか停車しません。 他に寝台特急サンライズ瀬戸・出雲は現在も東海道本線を走行し沼津駅にも停車しますが、その他の長距離輸送列車は全て東海道新幹線に移行・格上げされました。 普通列車は熱海~浜松間という非常に長い区間を直通運転していますが、基本的には地域輸送が主となっています。 また御殿場線から三島駅に直通する列車も存在しています。 乗降人員は2023年度実績で37007人/日となっており、駿東地区にある駅の中では、三島駅に次いで2番目に利用者が多いです。 ただ、この数字は改札を通過した人数のため、東海道線と御殿場線との乗り換え人員を含めると三島駅より利用者が多いかもしれません。 続いて沼津駅の高架化事業の概要をまとめます。 本事業では沼津駅を中心に、東海道本線は前後4.1kmを、御殿場線は沼津駅を起点に1.8km高架化します。 併せて駅構内に併設されている貨物ターミナルと車両基地は別の場所に移転されます。 貨物ターミナルと車両基地の移転、そして沼津駅の高架化が完了した場合、事業区間内にある13か所の踏切が除却されます。 また、鉄道線をアンダーパスする3つのガードが4車線の平面道路に改良されます。 3つのガードのうち、あまねガードと三つ目ガードについては既に前後の区間が4車線化しています。 しかし、鉄道と交差する関係で2車線となっている沼津市中心部では深刻な交通渋滞が度々発生しており、またガード部では線形不良による事故や大雨時の冠水による通行止めが発生しています。 今回の事業が完了すれば、これらの問題が全て解消されます。 鉄道線によって分断されている南北の市街地が一体化されるとともに、沼津市中心部における道路交通の改善も進みます。 また、事業の完了によって駅周辺には大量の空き地が発生します。 さらに高架化によって高架下の空間も発生することから、これらを活用した街づくりが行われる予定です。 次は工事順序を説明します。 沼津駅の旅客駅の高架化は、貨物ターミナルと車両基地の移転が行われてからの工事となります。 両施設の移転によって高架橋を建設するための用地を現在線の北側に確保します。 北側の用地を確保出来たら、そこに東海道本線の上り本線の高架橋を建設します。 高架橋が完成したら、上り線を高架に切り替えます。 東海道本線の上り線の切り替えが完了したら、御殿場線の発着線を一時的に東海道本線の上り線に切り替えます。 これにより、御殿場線の高架橋を建設する用地を確保します。 用地の確保が出来たら、御殿場線のホームを撤去し、御殿場線の高架橋を建設します。 御殿場線の切り替えが完了したら、ホームを撤去して東海道本線の下り線の高架橋を建設します。 高架橋が完成したら東海道本線の下り線を高架橋に切り替え、鉄道線の高架化が完了します。 完成後の沼津駅は、現行と同様に3面6線となる予定ですが、線路設備は旅客が乗降するための設備以外は全て消滅します。 また御殿場線の線路・ホームが東海道本線の上下線の間に挟まる構造となるので、現行よりも御殿場線と東海道本線が直通運転しやすくなります。 なお、東海道本線の上下本線が何番線になるかは現時点では不明です。 一般的には一番両側の発着線となる1・6番線が本線になるのがセオリーですが、2・5番線が上下本線になる可能性もあります。 次は車両基地について。 先述の通り、沼津駅の高架化に併せて車両基地と貨物ターミナルの移転が行われます。 車両基地については、沼津駅の高架化に併せて沼津駅より西方約2kmの地点に移設されます。 現在の沼津駅の車両基地は沼津駅の東側にあります。 現在の車両基地は入出庫に当たって最低1回方向転換が必要であり、東京方面から来た列車は2回方向転換が必要になっています。 沼津駅より西方に移設されれば、熱海方面・御殿場方面に入出庫する場合は方向転換が不要になります。 旅客駅と車両基地の間を回送する際に、作業が効率化するでしょう。 施工手順としては、沼津市片浜地区の東海道本線の現在線より直ぐ北側に約6.2haの土地を確保します。 貨物ターミナルの整備開始より少し遅れて整備を開始し、整備が完了次第供用を開始します。 車両基地構内の配線は、沼津市が公開している資料を見る限り、整備新幹線の車両基地で採用されている配線とおおよそ同じ配線となるようです。 留置線より東側に入替線が整備されるかは不明。 また、車両基地の供用開始が東海道本線の上り線の高架化よりも先なのか後なのかも不明です。 もし上り線の高架化よりも車両基地の供用開始の方が先の場合、しばらくの間沼津駅の西側で車両基地の入出庫線と上り本線が平面で交差することになります。 なお、車両基地のほぼ中央には、車両基地と本線をアンダーパスするためのガードが整備される予定となっています。 この道路は片浜西沢田線という名称がつけられており、工事完了後は明電舎の事業所よりも西側に国道1号線と千本街道・旧東海道を繋ぐ広い道路が整備されます。 最後は貨物ターミナルについて。 現在貨物駅は旅客駅より西方に約1.3kmの所にあります。 沼津駅高架化時は貨物ターミナルの存在が道路との立体交差化に支障をきたすため、新貨物ターミナルは現貨物ターミナルよりもさらに約7km西方の沼津市原地区に建設されます。 新しく建設される貨物ターミナルは、着発線荷役方式という現行の方式とは異なる荷役方式が採用されます。 これにより荷役作業の時間が大幅に短縮され、輸送の効率化が図られます。 着発線荷役方式とは、これまでの荷役では貨物列車が到着してから発車するまで「解放・入替・連結」という作業が必要だったのに対し、貨物列車が発着する着発線で直接荷役を行うことで、これらの作業を省略する方式です。 既に神戸貨物ターミナル等で採用されている方式ですが、これが沼津市の貨物ターミナルでも採用されることになります。 施工手順としては、まず東海道本線より南側の土地約11.8haを確保し、貨物ターミナルの南側を整備します。 この際、線路を跨ぐ貨物ターミナルへの進入路を整備し、北側を整備するための工事車両のルートを確保します。 その後、東海道本線の上下線とも線路を南側に移設し、貨物ターミナルの北側の整備エリアを確保します。 線路切り替え後に貨物ターミナルの北側の整備を開始します。 北側の整備が完了し、コンテナホームの整備が完了したら、東海道本線の上り線のみ北側へ再度切り替えます。 そして、仮上り本線の跡地を含め電気設備や着発線の貨物ターミナルの機能を整備したら、工事完了・全面供用開始となります。 供用開始後は現貨物ターミナルを廃止し、跡地は再開発されます。 貨物ターミナル移設後は沼津駅の高架化工事が行われるため、しばらくは工事ヤードとして活用されるでしょう。 ちなみに、本ターミナルの整備は沼津貨物駅の移転が主目的であり、富士駅に併設されている貨物駅との機能統合まで行われるかは不明です。 もし富士駅の貨物駅が機能統合により廃止された場合は、跡地を活用して身延線を東方に延伸することが可能になります。 なお、この貨物ターミナルの建設に当たっては、建設予定地の地権者らの反対運動に遭い、中々工事着工にこじつけることが出来ませんでした。 沼津駅の高架化が構想されてから着工に至るまでに40年近い時間がかかったのはこれが原因です。 沼津駅を高架化するに当たって、まず貨物ターミナルの移設が必要だったため、貨物ターミナル建設に必要な用地を確保できなければその他の工事も進められません。 それが、2021年に行政代執行を行ったことで、ようやく必要な土地を全て確保することが叶いました。 ということで、以上がJR沼津駅の高架化事業の全概要となります。 通常の鉄道高架化よりボリュームがあるため、尺が非常に長くなってしまいました。 ただそれだけ鉄道を運行する上での改善点も多いということですね。 JR沼津駅の高架化事業は、2023年度からスタートし、全体の事業完了は2040年度と非常に長期に渡ります。 そんな沼津駅周辺の現地の様子をこれから確認していきましょう。 動画ではテンポよく進めていくので、必要に応じて適宜一時停止をお願いします。 さて、最初は東海道本線の沼津駅より東方区間の様子を確認していきます。 まずは三島駅から乗車して、前面展望を見ていきましょう。 三島駅を発車してしばらくすると国道1号線の下をくぐります。 その先には狩野川水系最大の支流である黄瀬川があり、黄瀬川を横断すると同時に三島市から沼津市に入ります。 さあ、黄瀬川を横断しました。 沼津市に入ったら、早速事業区間に入るかと思いきや、まだ事業区間には入っていません。 事業区間は沼津市に入ってから5つ目の踏切付近からとなります。 1つ目から4つ目の踏切は事業区間に含まれず、除却対象になっていません。 特に3つ目の踏切は、センターラインが引かれるほどの幅の広い道路なのですが、立体交差はされない模様です。 個人的には全て高架化して踏切を除却して欲しかったですが、これについては、事業費の節約が関係しているでしょうか。 さあ、5つめの踏切を通過しました。 ここから高架区間が始まります。 最初の約0.2kmは地平取り付け部となっています。 二つ目の綿屋踏切からは踏切毎の間隔が短くなり、一気に7つの踏切を通過します。 平作踏切を通過直後に、上野東京ラインに直通するE231系と行き違いしました。 上野東京ラインの列車は、西方は沼津駅まで直通しています。 列車は沼津駅の場内信号機を通過。 今乗車している列車は沼津駅止まりであり、3番線に入線します。 そのため、右カーブの手前にある分岐部は直進側に通過。 右カーブに入り始めてから官舎裏踏切、東寺脇踏切、西寺脇踏切と、3つの踏切を通過して沼津駅より東方の除却対象踏切は終了です。 踏切を全て渡り終えると、次は鉄橋を渡ります。 この鉄橋の下には道路が走っており、三つ目ガードと呼ばれています。 鉄橋を渡るとすぐに分岐部を右側に通過。 最後に通過する分岐が制限速度35kmなので、かなり低速になります。 さあ、沼津駅の3番線に入線しました。 かつて長大編成の在来線特急が多数停車していたため、どの番線もホーム有効長が非常に長くなっています。 ちなみに1日1往復だけサンライズ瀬戸・出雲という14両編成の寝台特急が2番線と4番線に停車するため、設備を持て余しているということはありません。 沼津駅は階段がホームの西側にあるため、ホーム部に入ってからかなり進んだところに停車します。 さて、除却対象となっている東海道本線の踏切を東側から順に紹介していきます。 最初の踏切は第一高田踏切です。 通行量が少ないですが、十分車が通れるだけの幅があります。 こちらが第一高田踏切から東京方面の様子。 高架化後はこの付近で高架から地上に下りてくる予定です。 反対側の神戸方面の様子は御覧の通り。 高架化用地を確保するためか、右側に空地があります。 丁度よく電車がやってきました。 せっかくなので撮影していきます。 沼津駅からやって来たのは315系4両と313系2両の6両編成です。 上り普通列車が通過した直後に下り貨物列車もやってきました。 貨物列車は通過するまで時間がかかりますね。 第一高田踏切の撮影はこれで終了。 西へ1つ隣の踏切に移動します。 ということでやってきました。綿屋踏切です。 こちらも交通量が少ないですが、車が通れるだけの幅があります。 綿屋踏切から東京方面の様子。 ここより少し先で高架橋が地上に下り始めます。 反対の神戸方面の様子がこちら。 隣の踏切が近くに見えます。 む!踏切が鳴り始めましたね。 下り列車がやってきました。 373系を2本繋いだ普通列車でした。 綿屋踏切から一つ隣の平作踏切に来ました。 こちらも交通量が少ないですが、車が通れるだけの幅があります。 下り列車が通過していきました。 休日といえど、朝方は列車本数が多いです。 平作踏切から東京方面の様子。 綿屋踏切が近いので、あまり景色に変化がありません。 上り列車もやってきました。通過を見送ります。 次の踏切に行きましょう。 さあ、東海道本線の東方区間の中で一番大きな踏切に来ました。 日吉踏切です。 こちらの道路は交通量が多く、また踏切の北側に歩道があります。 日吉踏切より東京方面の様子。 まだ線路の近くに建物が残っており、高架橋を建設するスペースが確保されていません。 反対側の神戸方面の様子は御覧の通り。 踏切の近くに沼津駅の東海道本線下り場内信号機が設置されています。 先ほどの前面展望動画では3番線に入線するため、一番右の信号機が注意現示になっていましたね。 踏切を反対側・南側から撮影した様子がこちら。 車が急なカーブを抜けてやってきているのが分かるでしょうか。 昔はこの道路は直線でした。 ご覧の通り、直線だった道路が付け替えられ、Ω字に曲がっています。 これは沼津駅の高架化工事に伴う変更であり、今後は現在よりもさらに広い道路が整備される予定となっています。 日吉踏切の次は、市営住宅踏切です。 こちらの踏切は非常に狭く、車での通行ができないようになっています。 福山通運の貨物列車でした。 貨物列車が通過した後の市営住宅踏切から東京方面の様子。 隣の日吉踏切を車が多数行き交っているのが見えます。 反対側の神戸方面の様子がこちら。 すぐ先で下り本線が2本に分岐しています。 沼津駅の手前はカーブと鉄橋になっているため、かなり手前から1番線への分岐が必要になっています。 もし一番外側の1番線が下り本線になっていれば、こんな手前から線路を分岐させる必要はないでしょう。 ということで、市営住宅踏切の様子はここまで。 次の踏切に移ります。 残っている踏切はあと3つです。 沼津駅より東へ3つ目の踏切が官舎裏踏切です。 こちらは交通量が少ないですが、踏切上で車同士の行き違いも可能な広い踏切道となっています。 東京方面の様子です。 市営住宅踏切から見た時と同様に下り線が分岐しています。 神戸方面の様子。 右カーブに伴い、カントが付いているのがよく分かります。 踏切上にカントが付いているため、自動車が通過する時はデコボコした踏切道を渡る必要があります。 さて、次は官舎裏踏切より一つ隣、東寺脇踏切です。 こちらは少し狭いですが、車での横断が可能です。 また線路を3本分を渡る必要があるため、踏切道がこれまでの踏切より長いです。 東寺脇踏切から東京方面の様子。 左へカーブしています。 神戸方面はまだ右カーブが続いています。 この踏切から沼津駅より東方区間最後の踏切が見えます。 早速向かいましょう。 こちらが東方区間最後の踏切、西寺脇踏切です。 おそらく車での通行が可能かと思いますが、道幅が非常に狭いため、この道を車で通るのはあまりオススメできないでしょう。 西寺脇踏切から東京方面の様子。 左カーブしているという点は東寺脇踏切と変わりません。 しかし、反対の神戸方面に目を向けると、遠くに沼津駅が見えます。 ここから沼津駅まで踏切はありませんが、この間に高架化する上で重要な要因となっているガードが一つあります。 それがこちらの三つ目ガードです。 ここは道路側が沼津市と下田市を繋ぐ国道414号線で昔から交通量が多かったため、道路側が鉄道の下を潜ることで立体交差化していました。 しかし、片側1車線しかないために渋滞が頻繁に発生しています。 また、ここは大雨が降ると道路が水没する可能性があるため、大雨の時は通行止めになることが頻繁にあります。 そのため、道路が水没せず渋滞もしないように改良するために鉄道線の方を高架化する必要があるという訳です。 ガードの途中に、沼津駅を高架化しガードを廃止して道路の高さを高くした後の完成予想図が掲載されていました。 画像を見る限り、改良後は片側2車線に拡張される予定のようです。 確かにこの道は、沼津市郊外区間が2車線なのに中心部は片側1車線しかないので、中心部も2車線になれば、大きな道路改善になるでしょう。 早期の改良が望まれます。 三つ目ガードの北側からの様子です。 ここから見ると、現状のままでは片側2車線に拡張するのが不可能なのが分かりますね。 コンクリートの構造物を撤去しないと改善は始まらないでしょう。 そして、南側からの様子がこちらです。 左右にあるコンクリート壁の高さの分だけ掘削して地上より下に道路が通っているので、道路を高くすれば水没して通行止めになるリスクは軽減されます。 さて、三つ目ガードから西へ少し歩くと、いよいよ沼津駅に到着します。 今立っているのは南口の方。 駅舎にラブライブサンシャインの大パネルが掲示されています。 沼津はラブライブサンシャインの聖地であり、自治体やJR東海も全力で聖地巡礼を後押ししているので、至る所で同作品の掲示を見ることが出来ます。 上からの様子は御覧の通り。 高架化後は今よりも駅前が広くなる予定ですが、現状でも十分立派なロータリーを備えています。 南口駅舎の中の様子です。 静岡県の東の拠点の一つですが、首都圏の小駅と規模感は変わりません。 反対の北口は南口よりさらに小規模です。 改札以外の設備はありません。 駅前広場は南口より広いです。 真新しくもあるため、こちらの方が快適かもしれません。 広場の東側には、Bivi沼津というショッピングモールもあります。 こちらはかつて存在した沼津機関区の跡地に建てられました。 北口と南口の撮影が終わったら、次は改札内の様子を確認していきます。 北口改札から入りました。 階段を上ると、コンコースの掲示物は殆どラブライブサンシャインです。 改札内ではJR東海とラブライブサンシャインのコラボイラストを見ることが出来ます。 北口改札と5,6番ホームの間の所から西側を見た時の様子です。 網戸のせいで少し見にくいですがご了承ください。 沼津駅の北側には側線が多数存在します。 ホームに近い側線ほど使用頻度が多く、貨物列車や回送列車がここを通ることがあります。 高架化時はこの側線群がまず撤去され、跡地に別線工法でまず東海道線の上りホームが構築される予定となっています。 5,6番ホームから上り側線群の様子です。 将来はここから高架橋が構築される様子が間近に見れるようになる予定です。 沼津駅にはホームの東側に地下コンコースもあります。 かなり昔からあるので、年季が入ってます。 3,4番ホームに来ました。 こちらは主に東海道線の上り列車が発着します。 非常に長いホームを有しており、本線の4番線には14両編成の寝台特急サンライズ瀬戸・出雲が停車可能です。 それは下り線ホームの1,2番ホームでも同様です。 下り本線の2番線は寝台特急サンライズ瀬戸・出雲が発着します。 1番線は上り待避線となっていますが、配線の都合で貨物列車が入り込んでくることがあります。 3番線は中線で偶に御殿場線の列車が発着することがあります。 反対に6番線から東海道線の上り列車が発着することもあります。 沼津駅はホーム毎で列車の行先が分かれていると思われがちですが、イレギュラーが思いの外多く、トラップに嵌ることがままあります。 5,6番ホームにカメラを向けると、間に1本側線があるのが分かります。 この側線も旅客列車の入替のためや、貨物列車の発着に使われています。 撮影をしていたら3番線にE231系がやってきました。 沼津駅にはJR東日本の普通列車が乗り入れてきます。 基本的に3番線に発着しますが、たまに6番線に発着することがあります。 全然人が乗っていませんね。休日だから仕方ないでしょう。 ちなみに平日だとそこそこ乗っています。 最後に跨線橋の様子を改めて確認しましょう。 沼津駅の跨線橋は、北口に繋がっている関係で非常に長いです。 利用者が多いため、朝方は少し通行が困難になることがあります。 そして、広告はほとんどラブライブサンシャイン。 同アニメのファンは、きっと堪らないでしょうね。 さて、沼津駅構内の様子を一通り観察したら、次は御殿場線の様子を観察していきましょう。 まずは前面展望から確認していきます。 さあ、沼津駅を5番線から出発です。 5番線から御殿場線へ出発する場合、複数通過する分岐器の内、分岐側に分岐器を通過するのは1回だけです。 そのため、御殿場線を発着する多くの列車が5番線から発着します。 分岐器を分岐側に通過すると左カーブを開始。 東海道本線と別れます。 左カーブが終わって直線区間になると、進行方向右手に車両基地が見えるようになります。 現在沼津駅の車両基地は御殿場線の沿線にありますが、高架化事業によって東海道本線沿いに移設されます。 車両基地の脇を通過し、分岐器も全て通過したら、直ぐに踏切を通過します。 そして、次の生田踏切の手前で高架区間から地上に下りる計画となっています。 御殿場線の事業区間は、1.8kmの予定です。 はい、生田踏切を通過しました。 次は御殿場線沿線の様子を確認していきましょう。 ということで、まずは沼津駅の北東側を上から撮影します。 先述の通り、沼津駅の高架化事業が始まった際は北側の方から景色が変化していきます。 2025年4月時点では当然工事の「こ」の字も見られません。 高架化工事はおそらく新貨物ターミナルの供用開始後と考えられます。 ちなみに下の駐車場は、東海道本線の上り高架線を構築するため、撤去されると思います。 下の駐車場の様子も今後注視していく必要がありそうです。 沼津駅の東側の様子です。 今後工事が開始されるのが楽しみですね。 北側の側線に電車が1本留置されているのが見えます。 次はもう少し間近の所まで近づきましょうか。 先述の通り、沼津駅の北側には沼津機関区がありましたが、現在は廃止され、跡地にBivi沼津やキラメッセ沼津といった大型施設が建設されています。 歩道は十分広く、また道路の方は片側2車線に拡張する準備が既に為されています。 そして、その道路は国道414号線と交差せず、途中で行き止まり。 交差点が出来ない原因は、国道414号線が線路の下を通ってしまい、高さが合わないためです。 線路が高架化されれば、この道路が国道414号線に接続し、さらに国道414号線より東へ伸ばすことが出来るようになります。 さあ、電車が留置されている所のほぼ真上に来ました。 ここからお昼休みをしている電車が間近に見えます。 東京・国府津方面の様子は御覧の通りです。 高架化工事に必要な土地の確保が完了し、一部空地になっているのがここからだと良く分かります。 御殿場線の国府津方面の様子。線路が沢山並んでいますね。 そして、沢山並んでいる線路の奥に車両基地があるのが見えます。 次は、東海道本線と御殿場線の間、富士見町および三芳町で行われている土地区画整理事業の様子を確認していきましょう。 ご覧の通り、一部の土地が既に市有地化され、区画整理が行われるのを待っています。 車両基地より東側、富士見町地区内は、土地区画整理事業が沼津駅の高架化工事より先んじて既に始まっています。 ここにはかつて大きな建物が複数建っていましたが、2023年頃より解体工事が開始され、2024年3月までに更地化しています。 そして更地化が完了した後、2025年4月の時点で造成工事が既に開始されていました。 土が盛られて、幾つか小さな山になっています。 側溝の整備も進んでいます。 この側溝は今歩いている道路に据えて付けられるものと思います。 造成工事中のエリアを北から南へ向かって撮影してみます。 柵が簡易的なものに切り替わっています。 土地区画整理によって将来小道になりそうな部分を見つけました。 画面中央の白い部分が奥に進むにしたがって右にカーブしているのが分かるでしょうか。 おそらくこの白い部分が御殿場線の高架橋に沿って整備される側道になると考えられます。 この白い部分の左側に御殿場線の高架橋がイメージできますね。 ズームすると、すでに側溝が整備され始めています。 この側溝に沿って側道が整備されるでしょう。 道路を挟んで反対側を見ると、今まさにマンションが解体されている最中でした。 このマンションは、高架化される御殿場線の新ルートに被るため、取り壊さないと、高架橋を建設できません。 一通り造成工事を見終わって、造成エリアから東へ歩くと、先ほど見たΩ字カーブになった道に到着します。 カメラの後ろにあるのは、東海道本線との交差踏切の中で最も交通量が多いと言った日吉踏切です。 今度はこの道を北へ進むと、御殿場線との交差踏切、高田踏切があります。 早速行ってみましょう。 ということで、こちらが高田踏切です。 交通量が多い踏切のためか、踏切上で車同士の行き違いが出来るくらいの道幅があり、さらに両脇には歩道があります。 こちらが沼津方面の様子。 少し先に車両基地があるため、奥に行くほど開けた土地になります。 ちなみに右の線路が御殿場線の上下本線であり、複線ではありません。 左の線路は車両基地に繋がる車庫線です。 ズームすると左側の線路が左へどんどん分岐し線路が広がっているのが分かります。 ちなみに御殿場線の線路である右の線路も途中で左へ分岐していますが、あそこを分岐側に通過すると沼津駅の2番線または3番線に入線できます。 遠くにある信号機が二つ付いた場内信号は御殿場線から2,3番線への進入可否を示す第二場内信号です。 さあ、反対側の国府津方面の様子がこちらです。 左側の線路が御殿場線の本線、右側の線路が車庫に繋がる引き上げ線です。 入出庫の際に必ずこの引き上げ線を通りますので、その都度高田踏切が閉まってしまい、場合によっては渋滞になってしまいます。 また御殿場線の線路より左側に空地が広がっていますが、これはかつて御殿場線が複線だったころの名残です。 沼津駅の高架化工事の際はこの空地を活用して高架橋を建設すると考えられます。 引き上げ線をズームすると、線路の間に停止目標があるのが分かります。 この引き上げ線には、JR東海所有の短い編成だけでなくJR東日本所有の10両編成も入線するため、引き上げ線の長さもそれに対応した長さになっています。 ということで沼津駅から最初の御殿場線の踏切、高田踏切の観察はこれで終了。 御殿場線で除却対象の踏切はここだけですが、隣の生田踏切も高架化工事の進捗を確認するには十分な場所なので、一度行ってみましょう。 ということで生田踏切にやってきました。 この踏切は高田踏切から600m弱離れています。 車の交通量は少な目です。 この踏切から沼津方面を見てみます。 御殿場線の高架橋はこの踏切の手前まで整備予定となっているので、この踏切から高架橋の整備状況を確認できる予定です。 御殿場線が複線だった名残で右側に空地が広がっており、この空地を活用してアプローチ部の仮線を整備することが出来るかと思います。 反対側からみた生田踏切の様子は御覧の通り、 奥の道路を車が多数行き交っていますが、あの道路は国道414号線です。 右側が国道1号線方面、左側が下田方面となります。 ということで御殿場線の事業区間の観察が終了しました。 次の観察区間に移りましょう。 次の観察区間は、東海道本線の沼津駅西側の区間です。 沼津駅から新車両基地までの区間と新貨物ターミナル周辺とで分けて観察していきます。 まずは沼津駅から新車両基地までの区間の前面展望を見ていきましょう。 乗車した電車が1番線から発車するため、まずは分岐器を分岐側に通過して、下り本線に復帰します。 さて、進行方向左側に見える2本の線路は、貨物列車の待避線です。 右へ二つ隣の線路が東海道本線の下り本線になります。 右側はさらに沢山の線路が並んでいますが、これらは全て待避線や側線になります。 沼津駅が高架化した際は両側の側線は全て無くなり、その機能を新貨物ターミナルの方に移すと考えられます。 これだけ左右に広い土地を抱えているため、別線工法で高架橋を建設するだけの土地を確保するのは容易と言えるでしょう。 右カーブを終えて直線になった直後に、道路が1本直角に立体交差します。 分岐器を全て通過し、新中川と最初の踏切を通過すると、進行方向左側のJR貨物の沼津駅の脇を通過するようになります。 この貨物駅が新貨物ターミナルに機能を移設することになります。 またこの付近も進行方向右側に土地が空いており、高架橋を建設するには十分なスペースがあると言えます。 さあ、沼津駅から西へ3つ目の踏切を通過しました。 ここから進行方向右側にJR東海の駿河地区の新車両基地が整備されます。 既に広い土地が確保されており、造成工事も開始しています。 そして、この付近で東海道本線の上下本線が地上に下りる予定となっています。 さあ、事業区間を抜け切りました。 ここからは沿線からの様子を観察していきましょう。 まずは沼津駅より西側すぐの所を上から撮影します。 画面右側が東京方面、左側が神戸方面です。 沼津駅の高架化事業はまだ開始されていないため、当然工事が行われている気配は全くありません。 ここからの観察は高架化事業が本格化してからで問題ないでしょう。 次にここに来るのは数年先の話になりそうです。 ちなみに高架橋は基本的に奥側から整備されます。 手前側には高架橋が整備されず、地上の線路が撤去された後は再開発エリアになる予定です。 さあ、地上に戻って最初に観察するのはあまねガードです。 沼津市街地のど真ん中を南北に貫く道路のため、交通量が多いです。 このガードには三つ目ガードと同様に歩道があるため、線路下の様子を確認できます。 歩道はそこそこの幅で、自転車さえ来なければ快適に通行できます。 あまねガードにも高架化工事後の完成イメージが掲示されていました。 高架化後、道路は片側2車線に拡張される予定のようです。 線路の下を歩いてみます。 道路は片側1車線しかなく、信号待ちのため渋滞が発生しています。 あまねガードの観察はこれで終了。 撮影量が少ないですが許してください。 次の観察場所に向かいましょう。 はい、ということで幟道ガードに来ました。 あまねガードから西へ約700mの所にあります。 この間に踏切は一つもありません。 線路が多数並んでいるため、踏切を設置すると横断距離が非常に長くなってしまうのが原因でしょうか。 ともかく、この幟道ガードが事業区間にあるガードの中で一番西側にあるガードです。 市街地の中心から少し離れているため、交通量は先の2つのガードと比べると少なめになっています。 カードを利用してみましょう。 道路は片側1車線で、両側に歩道があります。 歩道を撤去すれば片側2車線に拡張できそうですが、歩道を確保すると考えると1車線で十分という所でしょうか。 反対側・北側からの様子は御覧の通り。 あまり南側からの様子と違いは見受けられませんね。 三つ目ガード・あまねガードに続き幟道ガードにも完成予想図が掲示されていました。 イメージ図では分かりにくいですが、ここも高架化後に片側2車線に拡張される予定となっています。 ということで幟道ガードの観察は終了。 ここより西側では道路と線路が平面交差しているので、そこの観察をしていきます。 沼津駅より西側、最初の踏切は第一間門踏切です。 今南側から撮影していますが、画面右側すぐの所を新中川が流れています。 川と道路が並行しているのがこの踏切の前後区間の特徴です。 また、この踏切の直ぐ近くにJR貨物の沼津駅があります。 こちらはトラックが出入りする入り口ですね。 休日撮影なので、作業している様子は見られず、静かです。 第一間門踏切から東京方面の様子。 線路が4本並んでいます。 また、近くに沼津駅下り第一場内信号があります。 進路が開通していないので全て停止信号ですね。 反対側の神戸方面の様子は御覧の通り。 画面左側にJR貨物の沼津駅が見えます。 踏切が鳴ってしまいましたね。 電車が通過する所を撮影しましょうか。 回送電車なのか、人が全く乗っていませんでした。 ということで、第一間門踏切の観察はここまで。 西へ一つ隣の踏切に行きましょう。 はい、ということで、ここからは先月3月にも現地取材した区間となります。 第二間門踏切です。 この踏切は除却対象の13の踏切の中で一番横断する線路の数が多いです。 合計6本横断します。 当然踏切の横断距離も長く、足腰に自信がない人にはこの踏切を渡らないことを推奨されます。 踏切を南側から見た様子です。 踏切の横断部分は道路がデコボコなので、車でも通行しにくそうです。 踏切から東京方面の様子。 沼津駅の貨物ヤードを一望できます。 貨物基地内に相当するのは南側の4本のみで、東海道本線は北側の2本、つまり画面では一番左側の2本が相当します。 線路の保守レベルが明らかに異なるのが分かりますね。 貨物基地内の線路は枕木が木製ですが、東海道本線は立派なコンクリート製の枕木です。 反対側の神戸方面の様子は御覧の通り。 まだまだ直線が続いています。 貨物線の方は線路が収束していっているのが分かりますね。 隣の踏切まで線路が続いています。 そして、その隣の踏切に来ました。第四間門踏切です。 この踏切は軽自動車程度であれば通行可能ですが、踏切上で行き違いは出来ません。 線路は3本並んでいます。 一番南側の線路は貨物線です。 踏切から東京方面の様子。貨物ヤードが遠くに見えます。 また映像からは分かりにくいですが、画面左側に空地があります。 神戸方面の様子は御覧の通り。 画面右側はここから車両基地の建設予定地が広がっています。 この踏切付近にはおそらく車両基地内の構内入替するのに必要な入替線が整備されると考えられます。 前回3月に来たときはショベルカーを使って整地作業が行われていましたが、今月4月の段階で整地が完了し、瓦礫や雑草が全て取り払われていました。 ということで、ここからは車両基地の建設状況を確認していきましょう。 車両基地の建設は令和9年度末、つまり2028年度末までの予定です。 まずは第二小諏訪踏切付近を見ていきます。 この付近は車両基地と東海道本線の下を通る新しいガードが建設される予定のため、迂回路が整備されました。 丁度よく315系が通過していきましたね。 電車のお見送りと同時に東京方面の様子を見ていきます。 必要な用地は既に確保され更地化していますが、電柱の切替・撤去が未だのようです。 踏切の方に目を向けると、また電車がやって来るようです。 電車が通過しないと踏切を渡れないので、待ちましょう。 313系2両と315系4両を繋いだ6両編成でした。 踏切が開いたので、神戸方面を覗いてみます。 東海道線の本線はこの踏切から高架橋が地上に下り始めます。 反対の東京方面。 新車両基地を整備するために左側のエリアが開けています。 最後に南側からの様子を撮影。 自家用車が通行可能な幅がありますが、非常に狭いです。 次は第二小諏訪踏切に代わって新しく整備されるガードの様子を確認していきましょう。 まずは第二小諏訪踏切より南側の様子を見てみます。 既に一部分の構築が完了し、アスファルト舗装を待つ状態です。 これ以上の工事は車両基地の建設が進まないと出来ないでしょう。 先行して工事が行われた部分を南側から見てみます。 本当に一部分だけ工事したのがここからも分かりますね。 ガードより南側の区間の様子です。 ガードより南の区間は用地の確保だけして、ガードに接続する工事はこれからです。 旧東海道と千本街道の間の区間は先行して工事が進んでおり、まもなく道路が供用開始されると考えられます。 南側の撮影はここまでにして、次は北側の様子を撮影します。 線路から直ぐ近くの車両基地との交差部では、既にガードの構築が行われています。 進捗としてはコンクリートの流し込みが完了し、工事資材も(一部)撤去されていました。 車両基地との交差部より北側は工事が始まっていません。 地下に潜った道路が地上に復帰するアプローチ部が必要なため、いずれ工事区画が拡大されるでしょう。 道幅はかなり広くなっています。 これだけの幅があれば、容易にアプローチ部を構築できるでしょう。 ガードを建設する工事は2026年度末までの予定。 完成が楽しみですね。 次は車両基地の中腹部の整備状況を確認していきます。 既に更地化されており、さらに地面が平らに均されています。 造成工事はまだ始まったばかりといった印象です。 少し西へ進むと、土砂が大量に盛られています。 これが土地を均した結果生まれたものなのか、あるいはどこか別の場所から搬入されたのかは私には分かりません。 続いて第三小諏訪踏切に来ました。 ここには新車両基地と東海道本線を上から跨ぐ歩道橋が設置される予定です。 まだ新車両基地の整備が始まったばかりのため、歩道橋の姿は影も形もありません。 この付近にも土が盛られています。 この土がどうなるか、今後注視していく必要がありそうですね。 さて、踏切の様子です。南側から撮影した様子がこちら。 非常に狭い道路ですが、御覧の通りトラックが通行します。 こんな狭い踏切を渡らなければならないくらい、この付近は幅の広い踏切がありません。 踏切から東京方面の様子。 計画では東海道本線の線路は高架橋から地上に下り、建設予定の歩道橋の下を通る予定となっています。 神戸方面の様子。 現在は直線となっていますが、高架化工事のためこの付近は小さなS字カーブが出来ているかもしれません。 新車両基地の南側は広い道路が整備される予定となっています。 こちらは東京方面の様子ですが、既に一部整備が完了しています。 反対側の神戸方面も整備が完了しており、さらに完成した道路を歩くことが出来ます。 他より先行して整備されたのには次の踏切が関係しています。 それがこちらの第四小諏訪踏切です。 この踏切は除却対象になっていませんが、高架化工事に併せて改良が行われる予定となっています。 現在は全面通行止めとなり、工事柵で完全に塞がれています。 踏切のすぐ近くに迂回案内図が描かれた看板が立っています。 先ほどの道路は、この迂回路を作るために先行して建設されたということですね。 ちなみにこの看板は至る所で見かけることが出来ます。 第四小諏訪踏切の改良が完了するまで掲示されるでしょうね。 閉鎖された踏切内部の様子です。 既に踏切道は撤去されています。 さて、最後に第三小諏訪踏切から第四小諏訪踏切の間の様子を確認していきます。 ここは3月の段階から変化はありません。 新車両基地の西の端のエリアには土が盛られ、盛られた土がブルーシートで覆われています。 ここら辺はしばらく工事が行われないということでしょう。 少し歩いたところで第四小諏訪踏切に到着しました。 ここが沼津駅の高架化事業区間の最西端かつ新車両基地の整備エリアの西端になります。 西端からの様子は御覧の通り。 これから新車両基地が少しずつ整備されていきますので、楽しみですね。 ということで、徒歩での車両基地エリアの観察は終了。 総まとめとして、上り列車の車窓から新車両基地の様子を確認しましょう。 さあ、ここからが新車両基地の整備区間です。 ここが歩道橋が整備される第三小諏訪踏切。 ここが新しいアンダーパス道路が整備される第二小諏訪踏切。 ここで新車両基地の整備区間は終了です。 次は高架化に併せて新しく新設される新貨物ターミナルの建設状況を確認していきましょう。 さて、まずは新貨物ターミナルの建設エリアを神戸方面行き下り電車の前面展望から確認していきます。 新貨物ターミナルは、沼津駅より西方、原駅と東田子の浦駅の間に建設されます。 下り電車に乗って整備区間に入ると、進行方向左側に新貨物ターミナルの整備エリアが広がっていきます。 今丁度整備区間に入りましたが、架線柱が建っている様子から線路が左へ切り替わるのがイメージできるのではないでしょうか。 新貨物ターミナル供用開始後は、東海道本線の上下線が貨物ヤードを抱きこむ形となります。 建設順序としては、先述の通り、まず最初に貨物ターミナルの南側が建設され、1回目の線路切替の後に残り北側の整備が行われます。 そのため、東海道本線自体に現在手は加えられておらず、また土が大量に盛られているため、車窓からは南側の様子が見にくいです。 今回は歩いて貨物ターミナルの建設状況を確認したので、2025年4月時点でどうなっているか分かりやすいかと思います。 さあ、新貨物ターミナルの整備区間はここで終了です。 新貨物ターミナルの整備エリアの西端にある桃里浜道踏切を過ぎた辺りで下り新線が現在線に合流します。 次は徒歩で整備状況を確認しましょう。 ということで、新貨物ターミナルの観察を開始します。 貨物ターミナルを東から西へ、整備が進んでいる南側を歩きながら観察していきます。 北側は未だ工事範囲外なので、特定の場所以外は観察しません。 まずは工事範囲外の原新田踏切から神戸方面の様子です。 この踏切の少し先で下り線が画面左側、つまり南の方へカーブする予定になっています。 前回3月の段階で架線柱が1柱だけ線路切り替えに対応したものに切り替わっていましたが、4月の段階でも1柱だけで変化はありませんでした。 左右の柱の幅が広い架線柱が一つだけあると、その柱がやたら目立ちます。 ここからは新貨物ターミナルを南側から観察します。 東側の切り替え地点の様子は御覧の通り。 切替後の線路の線形に沿って側溝の整備が進んでいます。 少し歩くと架線柱が建っていました。 この架線柱の整備は、3月の段階からあまり変わっていません。 次は第一調整池の様子。 ここも3月の時とあまり変わらず、掘削はおおよそ完了している状態です。 調整池からさらに少し進んだところから貨物ヤードが始まります。 この付近では既に線路の敷設が始まっています。 線路の敷設はかなり進んでいるように見えますね。 上下ともに南へ切り替えないと北側の整備が出来ないので当然かもしれませんが。 一本松踏切の代わりとなるアンダー道路の整備エリアに来ました。 貨物ターミナルの中腹部にある一本松踏切付近には、周辺地域の道路交通確保のため、下を通る道路が整備されます。 すでにコンクリート構造物の構築が大分進んでいます。 北から見た様子。 ここから前後にコンクリートの構築物が伸びる予定です。 構築中のアンダー道路の真後ろに現在進行形で稼働中の一本松踏切があります。 踏切道が非常に狭く、車は通行できません。 踏切から東京方面の様子です。 ゆるやかに右へカーブしています。 反対の神戸方面の様子は御覧の通り。 こちらも左へゆるやかにカーブしています。 踏切より北側を観察していきましょう。 アンダー道路が地下から地上に復帰するアプローチ部が必要なため、そのための用地が確保されています。 少し北へ歩くと、すぐに旧東海道にぶつかります。 そこからさらに北へ新しい道路が整備されており、4月になって通行できるようになりました。 さて、一本松踏切からさらに西へ進みましょう。 今見えているのは、一本松踏切から神戸方面の様子です。 線路を敷設するための土地の掘削・造成が進んでいます。 ここに線路が3本敷設され、一番左側が下り本線になります。 この付近は掘削造成が既に完了し、貨物ヤードに土が積まれています。 線路が敷設される部分では架線柱が設置されており、ヤードに隣接する線にはバラストが撒かれ、その上に枕木が置かれています。 また線路と道路の境界となるコンクリート壁の整備もこの辺りは完了しています。 そしてやってきました、今工事区間の中で最もホットな場所。 貨物ヤードと一般道を繋ぐ構内跨線橋です。 3月の時は跨線橋が工事用の足場に覆われていましたが、今は殆ど取り払われ、跨線橋の向こう側が見えるようになっています。 現在は橋の両脇のコンクリート壁の構築が行われています。 跨線橋より向こう側の様子です。 神戸方面は下り本線にバラストと枕木が整備されています。 そして、跨線橋の一般道側の接続部です。 両側のコンクリート壁が完成したら、後はガードレールとアスファルト舗装が出来れば完成でしょう。 完成まで近そうです。 さあ、跨線橋よりさらに西へ進みます。 工事区間終了まであと少し。 ここにも土砂が積まれていますが、積まれてからかなり時間が経っているためか、草が生え始めています。 次は桃郷東踏切付近の様子です。 ここから線路敷設の状況がより近くから観察できます。 先ほど述べた通り、東京方面は下り本線にバラストと枕木が置かれ、両脇にはレールが置かれています。 神戸方面は土台の整備が完了しましたが、バラストや枕木、レールはまだ搬入されていません。 とはいえ、近いうちにこの部分にも資材が搬入されるでしょう。 桃郷東踏切から跨線橋の様子。完成まであと少し。 そしてこれが桃郷東踏切です。 狭い踏切なので、車は基本的に通れません。 踏切の近くに迂回路を示す看板があります。 元は直線だったのが、工事の影響で経路が変えられているんですね。 踏切から東京方面の様子。 この付近は線路が直線になっています。 神戸方面も同様に直線です。 いずれはこの景色も切替工事によって、まもなく変わります。 最後に桃郷東踏切を北から見た様子。 撮影が完了したら、さらに西へ向かいましょう。 桃郷東踏切より西側は貨物ヤードではなく調整池エリアになります。 ここは第二調整池という名称がつけられています。 第一調整池と同様に掘削・造成のみ完了しており、それ以上は途中まで整備されているという状況です。 ここもいつ工事が進むのか気になる所です。 そして、頑張って歩き続けて新貨物ターミナルの西端に来ました。 西端付近にあるのが、こちらの桃里浜道踏切です。 この踏切付近で東海道本線の上下線が合流する予定になっています。 踏切から東京方面の様子。 画面左側が現在の東海道本線ですが、そこから右の架線柱だけ建っている所が、将来下り本線になる予定の所になります。 ここもどのような線形になるか容易にイメージできますね。 神戸方面の様子は御覧の通り。 桃里浜道踏切より西側で線路の切替が行われるようですね。 現地の様子を見ると、この踏切は将来改良されるでしょう。 今の状態だと狭すぎて車が通行するのも厄介です。 ということで新貨物ターミナルを東から西へ歩いて観察してきました。 最後に新貨物ターミナルの車窓からの様子を映しながら動画のまとめとさせて頂きます。 はい、沼津駅の高架化事業の概要と工事エリアの2025年4月時点の様子を全て観察して1本の動画に纏めました。 如何だったでしょうか。 沼津駅の高架化事業は新貨物ターミナルと新車両基地の整備を先に行い、それらが一定の進捗に達してから沼津駅本体の工事が開始されます。 今回は拡大版ということで全エリアを確認しましたが、次回からは工事をしているエリアだけ確認し、工事が始まったらそのエリアの観察を始めようと思います。 よろしくお願いします。 ということで、今回の動画は以上! 最後までご視聴くださり、ありがとうございました。 この動画が良いなと思ったら、Xなどで他の人に紹介したり、またチャンネル登録や高評価をしてもらえると嬉しいです。 励みになります!よろしくお願いします! それではまた次の動画でお会いしましょう!バイバイ!
動画内で字幕対応していると語っていますが、翻訳アプリの不具合により字幕のアップロードを取りやめています。ご了承ください。
現地取材をしてから動画投稿がかなり遅れてしまいました。
沼津駅の高架化工事の現場を現地取材しました。撮影日は2025年3月下旬です。
今回は拡大版として、現在工事している所以外も撮影しました。沼津駅周辺の改良工事の全容をこの動画で全て把握できます。
参考文献(画像出典含む)
Wikipedia
静岡県
沼津市
イラストAC
ブログ:https://diagram-traveling.com/
X:https://twitter.com/Sd4lsH
#沼津駅 #貨物ターミナル #車両基地
10 Comments
中国 韓国語は要らない
沼津駅自体が老朽化しているから、線路高架化で建て替える意味合いもあるのか
モノレールの企画、楽しみにしてます
行く度にどっか変わってますね沼津。最初に行ったときは買い物にも困る感じだったんですが、それが高架化かぁ……
沼津駅も春日部駅も高架化工事をしっかりやってこなかった影響で商業圏の影響力が低下して人口減や街の活性化の凋落している影響が明白だからこそ高架化必須でしょう。
春日部駅も沼津駅と同じような問題を抱えており、駅の体面に行きにくい構造が街の衰退を誘導してしまったと考えてよいといえます。
金沢駅は新幹線開業前から高架化をやってきたから市街地の一体化や利便性、バリアフリーが向上された事。
浦和駅や石神井公園駅。
姫路駅も同様の工事を行った事でバリアフリーがしっかりされ利便性面で良くなったと言ってよいでしょう。
30年前も老朽化してたけど。w
懐かしいわ。今はUターン就職して宗太郎駅周辺の国道で働いてるよ。
沼津駅の高架化事業はいまさら遅すぎる。
沼津市でも人口減少は深刻だし。
車両基地予定地に土が盛っているのは、軟弱地盤対策です。
この周辺は、海に近く軟弱地盤なので、地盤を強化する目的でプレロード工法として、土を盛って重量をかけています。
半年から1年にかけて地盤を沈下させ強度の向上を図っています。
地盤が十分強度が上がったら、盛っている土を撤去します。
という感じです。
しばらく定点観測大変でしょうが頑張って
沼津駅西側から北に特大貨物の専用線が延びているようですが、高架化事業に伴いなくなってしまうんですかね?