宮城・気仙沼市と岩手・大槌町の3Dモデル 14年前の様子を再現

読売新聞は、東日本大震災の発生後間もない頃に撮影した数多くの写真から、最新のデジタル技術で3Dモデルを作成。当時の様子を立体的に再現する取り組みを進めている。今回再現したのは宮城県気仙沼市鹿折地区と岩手県大槌町赤浜地区の2か所。気仙沼市鹿折地区は約500枚の写真から3Dモデルを作成。津波襲来後に大規模な火災が発生した一帯の様子とともに、気仙沼漁港から約800メートル内陸に流され、震災遺構としての保存も検討された全長約60メートルの大型漁船「第18共徳丸」も再現した。大槌町赤浜地区の被災直後の様子では、上空や地上で撮影した複数の写真から、2階建ての民宿の上に乗り上げた観光船「はまゆり」を詳細に再現。被災の2か月後に解体された船体が立体的によみがえった。震災から14年以上がたち、当時を知らない若者も増える中、今後の津波防災に生かすため、現在の様子と比較する3Dアニメーションにして公開する=撮影・清水健司、中嶋基樹、松本拓也、永井秀典 3Dアニメーション作成・伊藤紘二、上甲鉄 2025年5月27日公開

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