【秘境駅探訪】栃木県・利用者数最少駅へ!1日平均0.5人の世界

ただいま栃木県にある駅で最も利用者 数の少ない駅に向かっております  はたしてこちらの駅は何駅になるのでしょうか?  さらには、こちらの駅は関東地方で最も利用者数の少ない駅でもあります  こんにちは 検証交通チャンネルです 今回は栃木県の駅で最も利用者 数の少ない駅に行ってみたいと思います  題して「栃木県の秘境駅訪問」ということで動画をお届けします  駅前は北関東を代表する駅の風格、 そして、栃木の中でも圧倒的な利用者数を誇るこの宇都宮駅 その数 一日平均6万2000人 これが栃木の首都だと言っても過言ではないでしょう そして、ここから向かうのは、この栄光の駅とは 真逆の存在 では早速移動していきます これから向かう栃木県で利用者数が最も少ない駅は JR線ではありません。 なので目的地に向かう前に 寄り道をします 栃木県にある 静寂の秘境駅へと向かう前に、まずはJR最少駅に寄り道です 運賃は宇都宮から510円。安い。 しかし、この金額の先にあるのは値段ではれない 人の気配の希薄さ 改札を通り向かうのは9番10番ホーム 周囲には軽やかなアナウンスと人のざわめき 遠くには宇都宮ライトレールの乗り場も見えます が、これから行く先にはそんな華やかさは一切ありません そしてついに9番乗り場に到着しました。 果たして 栃木県のJR線で最も利用者が少ない駅とはどこなのか? 答えを探しに、ついにその列車をホームで 待ちます ホームには電車がやってきました こちらの電車に乗車したいと思います さあ、宇都宮駅を出発。 人のいない世界への入り口へ走り出しました。 様々な企業が 北関東の拠点としてこの地に腰を据えています 県内 最大都市としての顔をしっかり持つ宇都宮 しかし、列車が1駅、2駅と進むごとに、その顔は 徐々に素朴な表情へと変わっていくのです  列車はしばらく宇都宮市内の住宅街を抜けて走ります。 日常が流れる 風景の中を静かに進んでいく そして突然、大きな橋を渡る音が車内に響きます そう、鬼怒川です  いよいよここから都会の香りが消え始めるのです  さて、宇都宮駅から2駅目の(ほうしゃくじ)駅を出発。 ここで社内の雰囲気ががらっと変わります そう、人がいなくなる 気づけば乗っていたお客さんの半分以上がこの駅で下車 列車はここで 東北本線とお別れし、右にカーブ まるでメインルートから外れ、サブクエストに入った感じ 車窓の風景も がらっと変化します  町並みは徐々に後ろへ消えていき、 そこに現れたのは果てしない田園地帯 そして次に到着するのは ――(こうのやまえき)。 が、その名を聞いてもピンと来る人は、栃木県民の中でもかなりレア。 そして列車は続いて大金駅に到着します その名前、なんとも景気がいい。 金運アップしそうな駅名ですが 周囲に宝石店や金塊は…… 見当たりません この駅は那須烏山市役所の最寄り駅 つまり行政の中心なのに、やっぱり人は少ない 列車は単線をさらに進みます 左右の草、木の存在感は抜群 そして間もなく目的の寄り道 駅 栃木県のJR線で最も利用者 数の少ない駅に到着します 降り ただいま宇都宮駅から乗ってきた 電車から降車致しました。 所要時間は20分少々です。 そしてこちらの駅が栃木県のJR線で 最も利用者数の少ない駅になります。 こちらの駅は何駅にあるのでしょうか? おり立った瞬間、思わず深呼吸したくなるような 場所。見渡せば駅前に広がるのは畑?田んぼ? 正体不明の農地たち そして反対側にはぽつぽつと点在する民家 商業施設は見当たらず、自販機すらもない ホームは一面一線。 待合室はなく、ベンチが5席、屋根は最小限。 そしてこちら 到着した駅なのですが、 JR烏山線 小塙駅になります  時刻表がありました。時刻表を確認します 駅に設置されていた 時刻表を見てみると、朝はおよそ1時間に1本 夕方も同じくらい しかし、昼間はまさかの2時間に1本 しかも最終列車は23時 25分とギリギリ深夜便の貫禄。 逆にここから宇都宮方面へ戻る場合は始発が5時49分、 終電は21時44分。都会に行くには少し早めの終電。 烏山線は交通系ICが使えないので、あらかじめ切符を買うか、もしくは車内清算になります そして、小塙駅の方なのですが、現在は統計出てないので 過去のデータからの推定になるのですが、1日の平均利用者数は 20名前後です  駅から少し離れたところに 自転車の駐輪場がありました そして、その駐輪場には 1台の自転車があります。 果たして現役で使われてるものなのでしょうか? 駅周辺の案内図が設置されています これがなかなかレトロな仕様。 そして情報を得ようとすると、物理的に拒否される 構造になっています そして昭和の重要なインフラ 公衆電話はまだ現役のようです。 その先を見渡しても、やはり商業施設的なものは 一切なく、田園風景が続いています もう一つ別の案内板を見つけました。、小塙駅から ちょっと歩いたところに、小塙自然環境保全地域というのがあるようです そちらの方にちょっと行ってみたいと思います こちらは指定年月が昭和52年ということなので、随分前から 保全されているようです  駅のすぐ横にある 踏切を渡ると  小塙駅駐車場 こちらは無料で使えるようです。 この駐車場を使って 烏山線に乗車してほしいという 意図があると 思われます  グーグルマップで コンビニを検索してみたところ、 最寄りのコンビニはさっきの大金 駅方面と3キロ離れた場所に さらに飲食店で調べてみたところ、まさに この辺りは飲食店空白地帯 さて、歩き続けて たどり着いたのは、先程看板にあった荒川保全地域 このあたりが河川敷に当たる部分となるかなり荒れ模様 川には近づけなさそうだ さらに奥には“河岸段丘”――つまり段々になった崖が続いているようで、 この地形そのものが保全されているとのこと 自然が作り出した地形の芸術です それでは再び烏山線に乗って 出発です  静かな車内、ゆったりと 宇都宮へと戻ります  宇都宮駅に帰ってきました さっきの静寂が嘘のような都市空間の駅 そして次に向かうは5番ホーム日光線乗り場 日光線の乗り場、5番ホームにやってきました ここで次の電車を待ちたいと思います  ではホームにやってきた 日光線の方に乗車します 日光線は 40分弱ほど乗車する予定です 最初に新幹線の高架と別れ、 その後宇都宮線とも別れていく 電車はぐいっと右へカーブしたのち 進路を西へ 車窓の風景もゆっくりと 変わっていき、市街地から郊外へ ただ今、日光線の方から降車しました。 そして宇都宮駅からの所要時間は 30分と少々です 降りた駅なのですが、今市駅になります やってきたのは今市駅。 「名前がちょっと自信なさげ」とか思ってはいけません ここは東武鉄道との乗り換えポイント これから約10分ほど下今市駅まで向かいます。  駅前の雰囲気はすっきりした風景 どこか懐かしさを感じさせる地方都市の風情 周辺を案内図でルートをチェック ……うん、大丈夫そう。 まっすぐ行けばつくはずです  下今市も他の地域同様、駅から少し離れたイオンに 全国的チェーン店が集まっている模様。  イオン帝国、地方のリアルが ここにもありました そしてついに 到着 下今市駅ロータリー。 見えてきた駅舎はなんだか昭和ロマンを感じるノスタルジックな造り  下今市駅は2番乗り場のホームを目指します  2番線ホームにやってきました ちょうど電車が停車中のようです こちらの電車に乗って目的地を目指したいと思います 東武線の車両に乗車完了 下今市駅を後にして、再び旅は動き出します ちなみに この駅からは、あの有名なSL「大樹号」も発車する 観光路線の顔も持っています が、今回乗っているのはごく普通の電車 車窓の向こう行きの名残が残る奥日光の山々が遠くに見えてきました そして電車は関東屈指の温泉地 鬼怒川温泉駅に到着 温泉という単語を見た瞬間、 乗客のテンションが微妙に上がる気がします ここでかなりの人が下車。 電車は鬼怒川沿いの宿泊街を横目に、 また一つ秘境に向けて加速していきます そして、東武鉄道の最北端、新藤原駅に到着 ただ今乗ってきた 電車の終点駅に到着いたしました そして到着した駅は新藤原駅になります 東武鉄道はこちらまでです そしてここから先は 野岩鉄道線に乗り換えをしたいと思います。 この先の野岩鉄道線はICカード使えないので1度清算します 次の電車まで少し時間があるので 駅の外に出てみました 駅前はかなり静かです そして、この静かな住宅地にある 駅舎がやたらと 周りと馴染んでいます こちらの駅は有人 改札で、改めてここからの乗車券を購入しました。 運賃は1 000円です。 再びホームにやってきたのですが、小さな小屋のようなものがあります。  タバコ・お土産と書いてあります  営業はしていなさそうです 人類が最後にここで土産を買ったのはいつなのか? 非常に気になります  さあ、野岩鉄道の車両が入先してきました  出発は先ほどの鬼怒川温泉駅 乗り合わせる可能性のあるのは温泉を入れ 終わった人、もしくはこれからこの先にある温泉に行く人 新藤原駅から会津方面に向けて電車が動き出しました。 単線の線路、北へ北へ そして間もなく、今回の旅の最終目的地が 近づいてきました はい ただいま 電車から降車いたしました そしてこちらの駅が本日の目的地 栃木県で最も利用者数の少ない駅になります そしてホームから周りを見た 感じ、建物らしきものは一切見当たりません ホームの左側は このように壁が舗装されている状態で、ちょっと 上はどうなってるのかはわからない状態です  右側はおそらく川があるようです  静かなので水の流れる音がよく聞こえます ホームの先端に来てみても、周りの状況に 変化はないようです そしてこの駅の最大の特徴 それは1日の平均利用者数0.5人 これはつまり2日に一人使う人がいるか いないかというレベル その名の駅名は男鹿高原。 電車を待つための貴重な待合室。 標高は759.7メートル。 もはや登山の域。  時刻表を確認します 朝に2、3本ぐらい そして夕方から夜にかけて2、3本ぐらい 昼間は6時間ほど 電車が来ないという秘境感満載の時刻表になっています この駅の最終電車は21時8分 そして、今きた藤原方面の電車は 19時49分のようです  ちなみにこの新藤原駅の最終電車に 乗車すると、新藤原駅から 東武鉄道に乗り換えがあり、そして都心の方まで行けるようです 山に響くのは 鳥のさえずりではなく、時刻表の沈黙 なかなかのハードモードの運行 ダイヤ なにやら注意書きを見つけました  このように通過電車が結構あるようですね 駅の利用者がいないので、 ほとんど通過してしまうようです  駅の外に出てみました。 待っていたのは 木々に囲まれた1本の道のみ 舗装はされているのが唯一の救い。 少し先に進んでみます。 駅を出て左手に歩いて少ししたら、このようにこの道路 一般通行禁止となっております この先はいけないようです 男鹿鹿高原駅に来るにはあちら側は 通行禁止なので、この道路から 小鹿高原に来るしかないようです  このあたりも全く人気はなしです  駅から出て初めて人工物の建物を見つけました こちらは変電所のようです ここでコンビニと検索 最寄りのコンビニは徒歩3時間と絶望的な所要時間。 当然、この道には自動販売機などのものはありません しばらく歩くとひらけた空間へ この看板を見れば正体が分かりそう 男鹿高原駅前広場ヘリポートと書かれている 秘境にヘリ対応防災の本気を感じます  やっと車の 往来のありそうな道路のほうにやってきました こちら駅の入り口の看板と思いきや、全く違いました 調べたらこの道路を 国道121号線のようです しかしながら、この国道沿いにもこのように 全く生活感がありません  駅の案内看板を発見 ものすごく見づらい場所にあり、誰にも 見つけられたくない 駅としてのこだわりを感じます そして街灯もなく、最終電車に乗車しに行くには かなり恐怖と戦わなければなりません。 歩いていると時折大型車が通行していく 日光市と会津地方をつないでいる地域の重要路線であることを窺わせる 少し離れたところに 小さな日光市指定文化財を発見 さらには小屋のようなもの発見。 現役で使われているかは不明 男鹿高原駅に戻ってきました この周辺に来るには飲料水や食料品の持参は必須ということを確認 改めて駅に掲示されている運賃表をチェック 浅草まで2 590円、 会津若松へは2 400円  関東地方も広いと改めて感じる場所 さて、この男鹿高原駅は 場所は栃木県の北端、 福島県との県境スレスレ 山に囲まれ人気はなく、電車もまばら それでも確かにここに駅は存在している 1日平均0.5人という、 奇跡の数字を背負いながら、この車両には 同じくこれから向かう秘境駅を目指している人はいるのだろうか?

【栃木・関東最少利用駅へ!0.5人しか使わない秘境駅に行ってみた】

今回の動画では、栃木県にある利用者数が極端に少ない駅を訪ねる旅に出ました。

目指すは――

小塙駅(JR烏山線)

男鹿高原駅(野岩鉄道会津鬼怒川線)

小塙駅は、JR線の中でもっとも利用者が少ないと言われる駅で、
男鹿高原駅は、関東地方全体で最も利用者数が少なく、1日平均わずか0.5人というまさに幻の駅です。

🚶‍♂️道中では…

宇都宮駅の賑わいとのギャップ

田園地帯を走るローカル列車

鬼怒川を越え、町が消える瞬間

自販機もコンビニもない、圧倒的な静寂

最寄りコンビニまで徒歩3時間

ICカードが使えないローカル線のリアルな不便さ
など、普段では味わえない「鉄道×秘境」の世界を体感しました。
この駅たちは、今後さらに利用者数が減れば、もしかしたら将来的に廃止される可能性すらあります。
今しか見られない、日本の鉄道の”奇跡”を、ぜひ映像で体験してください!

8 Comments

  1. 東北本線の高久や豊原もなかなかいい雰囲気ですよ。☺️☺️烏山線をあっぷしてくれて有難いです。☺️☺️

  2. まさに 大自然 
    大好きです。
    逆に考えると都心な近い  心寂しい実感
    私は栃木県宇都宮在住です

  3. ここ4年前に訪問しましたよ❗️確かに何もなかったです😂ただ田園風景が素晴らしかったのは覚えてます😂帰り大金温泉に宿泊しましたよ

  4. 強いて使い道があるとすれば、4kmほど先にある「ワイルドフィールズおじか」というキャンプ場に公共交通機関で行く勢の最寄り駅。

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