只見の星空 / 只見ダム・田子倉ダム 2025年4月

GW前の4月25日~27日にかけて以前から行ってみたかった福島県の只見ダムと田子倉ダムに行ってきました。地元では桜は大分前に終わっていますが南会津周辺は桜の盛期でした、一部高速を使っても6時間かかりましたが風景を楽しみながら行くことができました、ダム周辺の山々は残雪も多く桜と雪山の風景にしばし癒されました。
 星空撮影は田子倉湖と考えていましたが、ダムより先が道路封鎖となっておりポイントに入れずダム周辺では方角が悪い為、手前の只見ダム側での撮影としました。
初日は曇りで夜半前より雲が切れる予報で22時頃より本格撮影に入りましたが、結局朝まで雲が切れることはありませんでした。😥
 次の日はこれ以上ない予報でしたので同じ場所での撮影と決め、日中は撮影等で時間をつぶそうと考えていましたが、雲もなくそれもできず温泉に入ったり昼寝をしたりと何とか長い時間を過ごし夜に備えました。夕方明るい内に準備を済ませ18時よりホーリーグレイルをスタートし、車内で夕食を済ませ他のカメラは21時よりスタートとなりました。
スタート時に風はあったものの差ほどでもなかったのですが、深夜1時過ぎ車が揺れる程の風で目が覚め慌ててカメラの確認をしましたが無事でした。胸を撫で下ろしまた横になりましたが気になって仕方なく、また起きて転倒防止策をして再度眠りにつきましたが、その後よく眠れず予定より早い4時に撤収開始して5時前には帰路につきました。早朝は走りやすく2時間私の車の前を走る車を見かけることはありませんでした、という事で途中1時間の朝食休憩を挟んでも11時前に自宅に無事着くことができました。
 今回は同じ場所でFULLに撮影を行ったのでかなりの撮影枚数になってしまい、ノイズ処理や現像編集にかなり時間を有してしまいました。一日目はほぼ雲に覆われてしまったので使わない手もありましたが、せっかく撮ったので無駄にしたくなく雲の中の天の川と晴天の天の川を交互に観れる形で編集してみました。同じ場所での撮影で変化に乏しい映像と少し長い映像になってしまいましたが最後まで観て頂ければ幸いです。

撮 影 日: 2025年4月25日~27日
撮影場所: 福島県南会津郡只見町 只見ダム・田子倉ダム
撮影機材: Sony A7Ⅲ ・A7RⅢ ・A7C・A7S(改造機)
      NIKON Z6Ⅱ
      Sony FE14mm F1.8GM
      SIGMA 20mm F1.4 DG DN
      SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN
      TAMRON 28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXD
      SAMYANG 12mm F2.8 FISHEYE
      VILTROX 16mm F1.8 FE
      TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye
      LAOWA 12mm F2.8 Zero D
      自動回転 雲台 sevenoak SK-EBH2000

星空設定:Nikon Z6Ⅱ VILTROX 16mm F1.8 FE(STC StarMist2)
            ISO:100~9000 SS:1/500~13″ F:1.8
      Nikon Z6Ⅱ LAOWA 12mm F2.8 Zero D
            ISO:100~12800 SS:1/640~15” F:2.8
      Sony A7C  TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye(Lee NO,1)
            ISO:12800 SS:15″ F:2.8
     Sony A7S(改造機)SAMYANG 12mm F2.8 FISHEYE(Lee NO,1)
            ISO:12800 SS:15″ F:2.8
     Sony A7RⅢ Sony FE14mm F1.8 GM(Kenko REAR PROSOFTON 50)
            ISO:6400 SS:13″ F:1.8
     Sony A7Ⅲ SIGMA 20mm F1.4 DG・DN(Kenko REAR PROSOFTON 50)
            ISO:3200 SS:10″ F:1.4
撮影枚数=約18,000枚

8 Comments

  1. これまた魅力的な場所ですね😊最近、曇り空から始まって、天の川が出現するという方が、ドラマティックで、1年を通じて半分は雨という日本の気候を考えるとリアルを記録しているという意味でも良い気がします。それにしても18,000枚の処理はすごいですね。私ごとですが、最近星撮影の機会に恵まれず、ちゃんと撮りに行ったのは1月2日まで遡りますが、その間にZ50IIを購入したので機会を伺っています。NikonのAPS-Cが2台になったのは良いのですが、いかんせんレンズがない。と思っていたら、このLAOWA12mm気になりますね。APS-Cでも16mm相当になるのかな?と。写りも良さそうですし、参考になりました😊

  2. こんばんは(^^)3日間にわたる撮影お疲れ様でした。
    しかし、さすがは会津只見ですね😊残雪も豊富で、まだ真っ白く雪をまとった奥只見の山々と天の川が凄い綺麗です😊
    夜空も暗いですね。ここが星景撮影としてあったかってな感じで、
    北アルプスは機材の持ち運びが大変ですけど、会津只見に雪山と夏の天の川を撮影できる醍醐味があったのかってな感じです(^^)
    また、カメラのレンズとフィルタ、そして設定が凄い勉強になりました。それから、あらためて只見の重力式ダムの大きさと田子倉湖の巨大さを実感しました。
    GW、ドライブに行きたくなりました。
    ありがとうございました😊

  3. ご無沙汰してます。只見ダム田子倉は、ダムの為に悲しくも無くならざるを得なくした貴重な村ですよね。だからこそ、こんな美しいのかな。私は只見町ふくめ、会津地方も大好きです。戊辰戦争しかり、とにかく福島県が大好きです!美しい只見を魅せて下さり有り難うございます。

  4. 地球って、宇宙って、凄いなぁ~!その1部の只見のダムの夜空。いろんな思いが巡る美しい田子倉です!有り難うございます。この映像が永遠に語り残ることを願います。

  5. 長旅撮影お疲れさまでした。
    5台のカメラと多数のレンズ、フィルターを駆使した約18,000枚のタイムラプス映像凄いですね!
    私も昨日、久しぶりに満天の星空を満喫してきました。
    私はノイズ処理はLightroom Classicですが、Takahisa Suzukiさんはどのようなソフトを使用されているのでしょうか。

  6. ダム湖周辺の自然の神秘が織りなすこの光景に、ただただ圧倒されます。星空タイムラプス技術撮影は、時空を超えた何か――威厳、静寂、壮大さ――を体現するモニュメントを見ているかのようです。圧倒的な撮影量ですね。言葉で表現しきれない感動に包まれました。空間、時間、そして感情を巡る静かな旅(7:35)に没入しました。👍25👏👏✨🌃📷👏

  7. こんばんは。22日大内宿行く峠の道路脇に残雪が少しありましたが、ダム周辺の山々にはまだ沢山雪があるのですね。
    昼間のうちにどの方角に天の川が出て、沈む方角も想定して、しかも残雪の山脈と、湖を入れる構図の場所を選定するのは大変なことと思います。いつも見事な構図で撮れていることに感心します。今回の動画では星も数が多く見える感じがしますね。
    奥只見の湖や雪山の上を天の川が移動する様は素晴らしい映像です。音楽も哀愁をおびていてより神秘的な感じがして、映像を堪能しました。夜もあまり眠れず、3日間の撮影お疲れさまでした。👍😊

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