2025年 上高地開山祭 島々獅子舞奉納

江戸時代から上高地で杣人として年貢を納めた入り四か村(島々・橋場・大野田・稲核)の島々集落に伝わる獅子舞。
山の神様の集う上高地への徳本峠へ続く道は長く、杣人が集落へ帰る途中に知らず知らず魔物に憑かれ災いをもたらすのを防ぐための厄除けとして始まった風習。地味で素朴な舞ではあるが、山の神様を託し魔を払う舞う獅子舞は山の集落としてはなくてはならない行事です。
現在でも開山祭での奉納後、上高地内の施設を回り「悪魔っ払い」と呼ばれる舞で山の旅人の厄を落して回ります。

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