旧標津線・奥行臼(おくゆきうす)駅
所在地:北海道野付郡別海町奥行
撮影:2020年10月
1989年に廃止になった標津線の奥行臼駅です。
別海町の南側、根室市内や中標津空港から車で1時間弱のところにあります。
少し離れた国道沿いにトイレもある駐車場があるので、そこに車を停めて歩いて散策するのがいいでしょう。
路線バスの停留所もその近くにありますが、本数は極めて少ないので利用する場合は時刻を確認してください。
駅舎は当時のまま綺麗に残されています。
標津線の中で駅舎が現存しているのは当駅のみということで、別海町の指定文化財となっています。
旅客ホームと線路は当時のまま残されているようですが、貨物線は廃止後に復元されたとのことです。
しかし、それもすでに30年ほど前のことになるので、すっかり廃線跡に溶け込んでいます。
駅舎の他にもいくつかの建物が保存されているので、そちらも見所になるでしょう。
当駅のすぐ近くには別海村営軌道風連線の停留所と付随する建物、転車台跡、自走客車や機関車などが保存されており、また少し離れたところには奥行臼駅逓所跡が残されています。
いずれも徒歩圏内で、駐車場や路線バスの停留所から歩いて回ることができますので、現地を訪れる際はすべて回ってみるのが良いでしょう。
#標津線 #奥行臼駅 #廃線跡
1 Comment
2021年7月に訪れました。駅舎の隣の倉庫の柱にしているレールに
読めない英字と1902との刻印が見えました。
120年前、外国から来たレールでしょうか?