2025若宮八幡社御櫛形祭禮 奉納神楽 深山流豊饒神楽『八雲払』

2025若宮八幡社御櫛形祭禮 奉納神楽 深山流豊饒神楽『八雲払』

025年3月2日に、大分市上野の若宮八幡社で、御櫛形祭禮の宵宮祭が催行され、深山流豊饒神楽が『八雲払』を奉納しました。
御櫛形祭禮とは、江戸時代の中期、府内藩主の松平近貞の息女八十姫が、願いを込めて、櫛を33枚奉納したことにちなみ、三月三日に御櫛形祭禮呼ばれる盛大な祭りがあり、街道沿いには燈籠が並び、大神楽や能が行われていました。行事や伝統を今の時代に蘇らせたいとの思いから昨年にはこの祭典の再興奉告祭を斎行し、また地域の皆さま方の絆を深める行事として執り行い、本年は、祭禮日の宵宮として神楽の奉納やお茶席や、竹燈籠の点灯等の行っております。
八雲払いとは、八岐大蛇の物語です。
高天原を追放された須佐之男命は出雲国簸川の上流で、娘を撫でながら泣いている老翁と老婆を見かけます。理由を聞くと『娘の櫛稲田姫が八岐大蛇に呑み込まれる運命を悲しんで居る』と答えます。須佐之男命は策を授け、八つ門のある垣根を囲み、門ごとに桟敷に酒樽を準備させます。八岐大蛇が酒に酔って眠っているを十握剣で、退治したという神話の舞です。

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