半田銀山シンポジウム⑥五代友厚と半田銀山締約書
基調講演 「五代友厚と半田銀山締約書」で、八木孝昌さんに五代友厚と桑折の人々が締結した「締約書(公害防止協定)」の史実(皇室行幸、大久保利通他)を紐解きながら、その先進性を紹介いただく予定でしたが、10月19日に急逝されました。
先生のご生前の功績に敬意を表し、心よりご冥福をお祈りいたします。
シンポジウムでは、八木先生のご遺志を継がれた「五代友厚顕彰会」の事務局 羽原顕三様、上村修三様にご登壇いただきました。
故・八木孝昌さん
(プロフィール)
1941年京都市出身。岸和田健老大学 特任講師。奈良シニア大学 講師。博士(文学)。「新・五代友厚伝 近代日本の道筋を開いた富国の使徒」著者。
明治初期の大阪の実業家、五代友厚。大阪では経済を救った「恩人」として親しまれる一方で、歴史教科書では「悪徳商人」のように記されてきたことを受け、大阪市立大学のOBとともに教科書の改定に取組み、書替えを実現。