【第18弾】「買い物ついて行ってイイですか?」大勢の外国人観光客が訪れる倶知安ニセコエリアで外国人の買い物に密着♪

1万円好きにお買い物していいので…お買い物について行ってイイですか?

買い物について行かせてもらい、その方の人生模様を探る“お買い物ドキュメンタリー”

スーパーの売り場をのぞくと、お正月でもないのにカニの山!
そして北海道産のウニが山積みに!ひと折り3万円越えです!

さらにワイン売り場には、目を疑うような価格の高級ワインも!!
ここはほんとにスーパー?一体誰が買うのでしょうか…

番組スタッフ:「どこの国から来ましたか?」
タイ人男性:「タイから来ました」

番組スタッフ:「今日はちなみに何を買いましたか?」
タイ人男性:「ウニ、中トロ、大トロ」

番組スタッフ:「ちなみにこのウニのお値段がおいくらか知って買いましたか?」
タイ人男性:「はい、知ってます。私たちにはこれは普通だから、高いとは思いません」

こちらの方は金などのジュエリーを販売する仕事をしているそうです。

番組スタッフ:「お刺身ずいぶん買ってますけど、これはご自身で食べるんですか?」
スペイン人男性:「エブリデー刺身。枝豆、モロキュー…」

番組スタッフ:「日本語上手ですね?」
外国人「ボチボチですね」

今回、取材に協力してくれたのは、「マックスバリュ 倶知安店」

仕事や観光で滞在する外国人が多いエリアなので、海外の人のニーズに応えた品ぞろえが豊富。 一体、どんな人たちが買い物に来ているのでしょうか。

1人目:両親に感謝!ある事を探しながら世界中を旅する19歳 ドイツ ヤコブさん(19歳)
ヤコブさん:「ドイツから来ました。私は19歳で、去年高校を卒業したばかりです」

ヤコブさん:「今はニセコひらふに住んでいて、スキーのインストラクターをしています」

ドイツから来たというヤコブさんは、いまある事情で世界を旅している最中だといいます。

ヤコブさん:「僕はこれが好きで大ファンです。ギョウザね!」

ヤコブさん:「とっても安いから、だからたくさん買います」

ヤコブさんは、高校卒業後、大学への入学を前に、留学やボランティアなどの社会体験活動を行うため、大学が猶予期間を与える「ギャップイヤー」という制度を利用して、全世界を旅して回っています。
欧米では習慣として根付いている制度です。

番組スタッフ:「いま一緒に住んでるのは誰ですか?」 ヤコブさん:「母と一緒です。私の両親は離婚していて、父は離れたところに住んでいます。7歳の頃に離婚しました」

ヤコブさん:「私がスキーを教えている子どもたちにこのキットカットを買います」

ヤコブさん:「プライベートレッスンをやってて、4歳から9歳の子どもがいます」

ヤコブさんは高校卒業後のこの1年で、10か国以上の国や地域を旅してきました。
その目的とは?

ヤコブさん:「私の場合は、ドイツから出て自由とはどんなことかを学びたいだけなんです。これまでは人の言うことを聞いて生活してくることが多かったんだけれど、違う国の文化に触れたいので、それを求めて世界を旅してるという感じです」

19歳のヤコブさん。大学進学前にドイツを離れ、この旅を経験したことで、改めて感じたことがあるといいます。

番組スタッフ:「今一番大切な人はどなたか教えてもらっていいですか?」
ヤコブさん:「完全に両親です」

ヤコブさん:金銭的じゃなくて、精神的にこの旅を全面的に理解してくれたのは僕にとって大きいことです」

ここでヤコブさんの買い物が終了!
合計金額は…

12,668円!差額分はご負担いただきました。
最後にヤコブさんのこれからの夢について伺ってみました。

ヤコブさん:「まずは人生で何に情熱を燃やせるのかをこの旅の中で探すことが第一。そして、その情熱を持ってやる仕事によって、世界を助けられることができたら僕は幸せ」

2人目:日本のスーパーに興味津々 そのワケは… オーストラリア ステファニーさん(42歳)
続いての外国人女性は買い物カゴを覗くとキノコがたくさん!
理由をたずねてみると?

ステファニーさん:「私たちはキノコが大好きです。なぜなら家でキノコを栽培しているからです」

オーストラリアで農場を営んでいるというステファニーさんは、家族と兄弟含め、合計14名でニセコにスキーをしにやってきました。

キノコなど野菜や果物を栽培する農家だけに、日本のスーパーに興味津々です。

ステファニーさん:「バナナやアボカド、キノコなどを作っています。だから私も全ての種類のきのこを試したいの!だから私は、本当にこのひと品ひと品、すべての商品を見るのが楽しくてたまらないの!」

3人目:自立と新しいことを挑戦しに日本へ!! フィリピン レイチェルさん(30歳)

続いては何やら取材に興味津々の外国人グループに遭遇。
声をかけてみることに!

番組スタッフ:「こんにちは!何のお仕事?」
フィリピン人男性:「ホテルで働いてます」

撮影に協力してくれたのは、ニセコのホテルで働いているというフィリピン人のレイチェルさん。
今日は職場の仲間とお鍋をするための食材を買いに来たようです!

番組スタッフ:「フィリピンの鍋?日本の鍋どちらを食べるんですか?」
レイチェルさん:「日本と中国を合わせた感じ?日本は新鮮な野菜が多くて大好き!」

本日のメイン、鍋つゆのコーナーへ!

レイチェルさん:「何が一番オススメ?」

番組スタッフ:「しょうゆ味が好きか、辛いのが好きか、みそが好きか?」
レイチェルさん:「私は辛いのが好き!」

番組スタッフ:「キムチ」レイチェルさん:「これね?あなたの選択を信じるわ!」

ニセコのホテルで働いているレイチェルさん。
どうして日本で働くことを選んだのでしょうか…

レイチェルさん:「正直、お金というのはあまり関係ないんですが、何よりも自立と新しいチャレンジがしたかったんです」

レイチェルさん:「フィリピンでは何の不自由もない生活だったので、殻を破って新しい世界に行きたいっていうのが私の中の30歳までの夢でした」

レイチェルさんは、暮らしやすいフィリピンを離れてまで、なぜそんなに自立を望んだのでしょうか?

レイチェルさん:「私は一人っ子だったので、両親がとても厳しかったんです。だから、どこに行くにも許可が必要だったので、1人で暮らしてみたかったんです」

日本に働きに来ることについて両親は…

レイチェルさん:「両親は日本に行ってほしくないと言ったんですけど、でももう私は決めた後に言ったので、行くつもりでした」

自立したくてフィリピンを飛び出したレイチェルさん。
その挑戦を許してくれた両親には感謝しています。

レイチェルさん:「親の愛をすごく一身に受けたことはすごく感じてるし、父は仕事で海外にいても、私の誕生日などには必ずフィリピンまで帰ってきてくれました。そういうお父さんからの愛もあったから私は真っすぐ育ったと思ってます」

ここでレイチェルさんの買い物が終了!
合計金額は…

6,498円でした!
最後に将来の夢をレイチェルさんに聞いてみると…

レイチェルさん:「両親と平穏な時間を過ごせたらそれだけでいいです」

※掲載の内容は番組放送時(2025年2月27日)の情報に基づきます

3 Comments

  1. 外資系ホテルなどだけでなく、地元のスーパーが潤って地元の人の仕事が増えるのは良いこと(о´∀`о)各国のスーパーって楽しいですよね!

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