日蓮宗広島県お寺さんぽ 福山市内の日蓮宗寺院(光政寺、妙法寺、通安寺)

こんにちは、橘もみじ(たちばな もみじ)です。

福山大空襲から80年。戦火により伽藍を失いながら焼け野原から福山市の復興を見守ってきた三ヶ寺を紹介します。

・樹栄山 光政寺 じゅえいざん こうしょうじ
所在地: 〒720-0041 福山市寺町2−15
電 話:  084-922-6207
沿 革: 元和6年(1620)福山城築城の際に、城主水野氏の本国三河(愛知県)から、智善院日鳳上人を招いて開山としました。法華経の篤信者青山家の当主が夢告により求めた日蓮大菩薩・日朗菩薩・日像菩薩の三菩薩像を安置しています。福山大空襲で焼失していた山門が平成29年に新築されました。

・本性山 妙法寺 ほんしょうざん みょうほうじ
所在地: 〒720-0806 福山市南町9−25
電 話: 084-923-2777
沿 革: 延文2年(1357)刀匠法華一乗妙性の弟本性が野上邑に旧福山最初の法華道場として、日像上人を勧請開山に迎え建立しました。元和6年(1620)水呑妙顕寺の18世本迹院日意上人によって現在の地に移転しました。もと海であったところを干拓して建立したため「海中涌現の妙法寺」と称されました。

・桃林山 通安寺 とうりんざん つうあんじ
所在地: 〒720-0818 福山市西桜町1丁目9−3
電 話: 084-923-2040
沿 革: 山陽道の福山城下町の入り口に当たり、江戸時代から往来する人を見守ってきたお寺です。
福山市熊野町の常國寺を開いた渡邊兼の孫に当たる景が、慶長五年(1600)関ヶ原の合戦の後、京都本法寺の日通上人に師事して朴安と名乗り、福山城下に寺領を得たことに始まります。

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