【OITA CITY -the VIEW-】佐賀関 黒ヶ浜とビシャゴ岩(日の出)

黒ヶ浜は、大分市東部、佐賀関半島の先端部に近い南岸の大黒地区に位置し、沿岸のビシャゴ岩とともに観賞されてきた名勝地です。

黒ヶ浜の黒石の多くは蛇紋岩(じゃもんがん)によるもので、長年の波による研磨作用によって円礫(えんれき)となった蛇紋岩が、約350mにわたり美しい海岸を作っています。

県内でも、蛇紋岩の円礫が海浜を成すのは黒ヶ浜のみで、その優れた自然の風景を保護するため、日豊海岸国定公園区域(環境省)、「日本の渚・百選」にも選定されています。2023年には黒ヶ浜の南側にあるビシャゴ岩とともに「国の登録記念物」に登録されました。

ビシャゴ岩は、黒ヶ浜の南の岩礁帯にある大小2つの岩からなり、船の航行の安全を見守る海女の黒砂(いさご )と真砂 (まさご )の二神の伝承から姉妹岩とも呼ばれています。

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