雪掘って「地面出し競争」…山形・大蔵村
積もった雪を地面が出るまで掘り進める「地面出し競争World Cup in 肘折」が23日、山形県大蔵村南山で行われた。国内外から集まった参加者が、熱戦を繰り広げた。もともとは旧肘折小中学校の雪上運動会で行われる伝統競技だった。2009年の閉校後、地元の総合型地域スポーツクラブ「Oh!蔵SPORT」が、村おこしイベントとして引き継ぎ、コロナ禍の2021、22年を除き毎年開催されている。この日、積雪3メートル27を観測した会場には、計39チーム約220人が集まった。チーム内で掘削係や運搬係など役割分担をしたり、雪をブロック状に切り分けたりと、工夫を凝らしていた=山形支局 中戸穣撮影 2025年2月23日公開
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