【総集編】東北新幹線福島駅の山形新幹線アプローチ線工事のこれまでの変遷をまとめてみた 2023年春〜2024年年末

福島駅のアプローチ線工事は、山形新幹線と東北新幹線の連結・分離を効率化し、ダイヤの安定性を向上させるためのプロジェクトです。具体的には以下のような内容が含まれます

輸送障害時のダイヤ復旧時間を短縮し、列車の運行をスムーズにするため、福島駅で在来線(奥羽本線)と新幹線上りホームを結ぶ新しいアプローチ線を建設しています。

現在、山形新幹線「つばさ」は上下線ともに福島駅の14番線を使用していますが、上り列車は東北新幹線の下り線と平面交差する必要があり、これがダイヤ設定や運行に制約を与えています。新設のアプローチ線はこれを解消し、運行の効率を高める狙いがあります。

アプローチ線は上下線それぞれに新設され、平面交差を解消するために複雑な構造を持つ工事です。特に、上り線のアプローチ線は急勾配と複雑なルートを取っており、首都高速道路のようなアクロバティックな形状をしていると言われています。

工事は2020年に始まり、2026年度末の使用開始を目指しています。高架部分の建設がほぼ完了し、線路敷設や電気設備の工事が進行中です。

工事に伴い、奥羽本線の福島~庭坂間が日中一時的に運休したり、代行バスが運行されたりすることもありました。これにより、地域の交通には一時的な影響が出ています。

工事が完了すると、山形新幹線の運行がよりスムーズになり、東北全体の新幹線運行の安定性も向上する見込みです。また、福島駅での乗車ホームが明確になるため、利用者にとっても便利になるでしょう。

この工事は、鉄道ファンや地元住民からも注目されており、完成が待ち望まれています。

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#福島駅

1 Comment

  1. 2年近くレポートしてるんですね。ご苦労様です。
    素人目には後は架線張るだけに見えて、あと2年後の運用開始には見えない。
    残すは試験運転、システム切換でしょうか?

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