山恋ひ日記P.249…深田久弥の足跡を訪ねて我孫子市三樹荘の抄

今回は千葉県我孫子市にある手賀沼の畔を歩いてきました。実はこの手賀沼を望む高台の天神山は、大正時代に文人達の別荘地として人気があり、特に「白樺派」の文豪たちが、集まっておりました。そして昭和初期には「日本百名山」の著者である深田久弥氏も移り住んだとの情報を得て、一度訪ねてみたいと思っていたのですが、今回の手術により当分山歩きが出来なくなりましたので、この機会に手賀沼を歩いて来ようと、出かけて来ました。若き日の深田久弥氏が見た風景と同じ景色を見ていると思うと、感慨ひとしおで、山登りができずに寂しい思いをしていただけに、丁度よい散策を楽しむ事が出来ました。

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