【日本の城】尾張国黒田城と澤井屋敷 令和6年(2024) 仲冬

2024年の12月中旬、愛知県一宮市にある黒田城址(くろだじょうし)を訪れました。

明応年間(1492 – 1501)に相模国から尾張に入った
五藤源太左衛門光正が館を築いたのが始まりとされ、

天文初年(1532年以降)には、岩倉城を本拠とした織田伊勢守家の
家老であった山内盛豊が城代として入ったと考えられており
山内一豊はこの城で生まれたとも伝わるようです。

その後、犬山城主織田信清の弟・広良が城主となるも
永禄5年(1562)、美濃斎藤氏との軽海の戦いで討死に
後、和田氏・沢井氏・一柳氏等が城に入りますが、
江戸時代に入り廃城となったようです。

現在、城址の大部分は一宮市立黒田小学校となっており、
城の遺構は残っていませんが、城址碑や山内一豊の像や説明板等があります。

動画の後半では、織田信雄の家老で黒田城主を務めた沢井雄重の
一族に関連する沢井屋敷跡が同じ一宮市にあったので紹介しています。

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