特報ズバッ!温泉指南役全国サミット 2005年3月

湯原温泉も観光振興大作戦
古いビデオですがこの意気込みが今こそ必要だと思います。
当時の日記・・以下
48.大成功!!
    温泉指南役・全国フォーラム!!

一昨年から準備に掛かり、昨年5月と9月の温泉指南役養成セミナーで計42名の指南役を創出しました。知識はあってもお客様に巧く伝えられないという最大の難問もその部分を芝居仕立ての口上に仕立てて何とかクリアー。いよいよ全国デビューを果たそうと言うことで2月17日、先駆的な肘折温泉、いわき湯本温泉、赤倉温泉のご協力を得て東京千代田区平河町にある都道府県会館で「温泉指南役・全国フォーラム」を開催いたしました。いわき湯本、赤倉、肘折の事例発表の後、いよいよ我が湯原温泉の順番が回ってきました。まず旅館青年部が演じます「露天風呂湯浴み指南の口上」で幕開けです。拍子木の合図が入ると舞台後方から綺麗どころ4名が持つ指南役の幟を押し立てて、スススとすり足で青年部7名が登壇。背広姿に上下という出で立ちも板に付き、再びの拍子木の合図で口上が始まった。 「とぉざい、とぉうざい~~~。本日は、砂噴き湯へのご来湯ありがとうございまつる。我らは、湯原温泉の温泉指南役にござ~~いまつる。この砂噴き湯は、古代の湯治の姿をとどめる場所にて我らが守り続ける秘湯にございまつれば~昨今の観光用の露天風呂とは訳が違いまする~故に~後来湯の皆々様には、我らが掟、法度に従い 湯浴みいただきまつる~。」座長のこの発声に「スワ何事かはじまらん」と場内静まりかえり、その後の6つの法度の部分ではあまりの強烈さにマスコミ関係者も唖然の様子。最後に再び座長の口上「ここにご参集の皆々様は・・略・・ただ~し湯当たりなされぬよう~、ほどほどと思し召せ。初日、二日においては、日に一度、三日辺りになれば湯が身体になじみますれば~朝夕の二度に。三度以上は、お命をお縮め参らせ候。ゆめゆめ、湯巡りなどと浅はかは、成されぬように。・・略・・」隅から隅まで、ずずずい~っと、御願い上げたて~まつりまする~。」この後、私の事例発表となったのだが、この強烈な口上の後では影が薄く与えられた20分もさらさらと流れ消え入ってしまった。湯原温泉としては大成功のアトラクションとなった。その後、コーディネーターのトラベルニュース社長奧坊氏の進行の元に全旅連石川満専務、野口冬人先生、松田十泊先生、郡司勇先生、西本梛枝からご意見を頂戴し、熱気さめやらぬ間に交流会場の赤坂プリンスホテル最上階に移動、各温泉地も積極的に情報交換を行い大盛会にて終了いたしました。この会にお招きした先生方は、皆さん自らが筆を持たれる方ばかり今後、取材で次々とお越し下さる旨のお言葉も頂戴し、今は、とにかくお越し頂いた湯原の町が期待を裏切らない町であるように地元を固める事に力を注いでいます。尚、今回の企みは準備段階から地元NHKや民放のTV局が密着取材、現在各社が町づくりのドキュメント番組として放送下さっており、地元での反応が非常に良くなりました。今後、温泉をアイデンティティーとする私達の活動は活気が出てきそうです。

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