三重県で一番美味しいカツ丼のお店と日本有数の炭酸泉の旅
紀伊半島の中央を東西に流れる櫛田川、分水嶺に近い寒村に「ふるさと」という小さな食堂があります。営業は11時から2時30分までの三時間半。テーブル三つで座卓は二つ。三重県で一番美味しいカツ丼のお店です。値段は610円。
お味噌汁は麹味噌で関西風、小さく刻んだ大根が冷えた体を温めます。カツの衣は焦げる寸前まであげてあります。お肉は硬めなのですが味が濃厚です。その上に卵が載っているのですが、これが甘くてしっとり。お肉のうまみを引き立てます。なんだ、これは思いました。
近くには蓮ダムがあり、今日は雪模様。迷岳の雪の着いた絶壁がダムに立ちはだかるように聳えています。体が冷えたので、温泉に。黄金色をした日本有数の炭酸泉。入湯料は350円。三重県一のカツ丼を食べて、炭酸泉に浸って960円のショートトリップでした。