散策 足羽山東部の神社群 福井県福井市 4KHDR

散策 足羽山東部の神社群 福井県福井市

金刀比羅神社
 福井県福井市の足羽山に位置する金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)は、地元で「こんぴらさん」として親しまれています。この神社は、海上安全や大漁祈願の守護神として知られる大物主大神を主祭神とし、家内安全、無病息災、交通安全、商売繁盛など、多岐にわたるご利益があるとされています。特に、讃岐の金刀比羅宮からの御分霊を祀っていることから、海上安全の守護神として信仰を集めています。

朝日山 不動寺
 この寺院は、正徳元年(1711年)に福井藩の家老によって不動明王が祀られたことに始まり、約300年の歴史を持っています。 
境内には、福井を代表する石材である笏谷石(しゃくだにいし)の露天掘跡があり、その岩肌を直接見ることができます。

笏谷石採掘場跡
 笏谷石(しゃくだにいし)は、福井県福井市の足羽山周辺で産出される緑色凝灰岩で、約1,600万年前の火山活動によって形成されました。この石は加工しやすく、濡れると青みが増すことから「越前青石」とも呼ばれ、城の石垣や堀、墓石、灯籠など多岐にわたって利用されてきました。 
笏谷石の採掘は、足羽山北西山麓の笏谷地区で盛んに行われ、特に「七ツ尾口坑」と呼ばれる地下採掘跡が有名です。この坑道は、太平洋戦争末期には舞鶴海軍の戦闘機部品製造の地下工場や防空壕としても利用されました。内部には手作業で石を切り出した痕跡が残り、高さ十数メートルの大空間も存在します。 
 しかし、コンクリートやタイルの普及、安価な外国産石材の流入、職人の減少などにより需要が減少し、1999年(平成11年)に笏谷石の採掘は終了しました。現在、採掘場の一部は日本酒の長期熟成貯蔵庫やワインセラーとして再利用されています。

藤島神社
 藤島神社(ふじしまじんじゃ)は、福井県福井市の足羽山中腹に位置する神社で、南北朝時代の武将・新田義貞公を主祭神としています。 
明治3年(1870年)に創建され、旧社格は別格官幣社で、現在は神社本庁の別表神社に列せられています。 
 境内には、新田義貞公の子や弟、一族の将兵も祀られており、歴史的な雰囲気が漂います。

毛谷黒龍神社
 毛谷黒龍神社(けやくろたつじんじゃ)は、福井県福井市毛矢三丁目に位置する神社で、地元では「くろたつさん」として親しまれています。 
 この神社は、九頭竜川の守護神として創建され、水を司る高龗神(たかおかみのかみ)と闇龗神(くらおかみのかみ)の二柱を祀っています。 
また、継体天皇が即位前に当地で治水工事を行った際、黒龍大神を祀ったことが起源とされています。 
 境内には、石渡八幡神社や西宮恵比須神社も併設されており、厄除けや子授け、安産祈願などのご利益があるとされています。 
また、強い力で邪気を払い、ネガティブな気持ちを取り去るパワースポットとしても人気があります。

近くには足羽神社や他の寺社仏閣、公園、博物館もあり、色々と巡ってみるのもいいかもしれません。

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00:00 start 金刀比羅神社
03:33 朝日山 不動寺
04:40 笏谷石採掘場跡
09:35 藤島神社
16:55 毛谷黒龍神社

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