魔窟ビルに存在する「黒い洞窟」 扉開けばメイドエプロン姿のママ【消えゆく魔窟・ミナミの味園ビル】

魔窟ビルに存在する「黒い洞窟」 扉開けばメイドエプロン姿のママ【消えゆく魔窟・ミナミの味園ビル】

魔窟。大阪・ミナミの味園ビルはそう呼ばれた。日本最大級のキャバレーやホテルを擁したが、すでに閉鎖。個性的な飲み屋が集まった2階もほぼすべての店が昨年末で営業を終えた。令和に残った昭和のビルを記録した。

扉を開くと、目に飛び込んでくるのは、まるでゴジラのような黒くごつごつした鍾乳洞風の内装。味園ビル2階の最も入り口に近い場所に位置するのが「ナイトスポットエミ」。1979年開店の「味園で最も長い店」だ。「これ黒じゃないんですよ。濃紺。私の好きな色」と話すのはママの杉村美智子さん。濃紺のワンピースにメイドのようなエプロン姿が内装のいかめしさとのギャップを感じさせる。年齢は秘密の70代。内装は地元長崎市で子どものころ友達と遊んだ、海辺の岩場の景色をイメージしたそうだ。

魔窟ビルに存在する「黒い洞窟」 扉開けばメイドエプロン姿のママ
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