グランヴィリオホテル宇奈月温泉(9月28日開業)の内覧会が行われた。新型コロナによる旅行スタイルの変化に合わせ、12タイプの客室を用意し、レストランをリニューアル。子ども連れのファミリー層から年配の夫婦まで幅広い客層に対応し、黒部峡谷を眺めながらゆったりとくつろげる時間を提供する。
ホテルを運営をするルートインは昨年3月、立山黒部貫光から新型コロナの影響で休業していた宇奈月国際ホテルを買収し、改装工事を進めてきた。総事業費は15億円。
ホテルは鉄筋コンクリート造り10階建て。客室を64室から81室に増やし、全室に加湿機能付き空気清浄機を設置。宴会場だったスペースに開放感のある「バイキングレストランやまびこ」を新設。会席料理が味わえる和食「四季の蔵」も備える。天然温泉の大浴場や露天風呂のほか、子どもが楽しめる屋内プールや駄菓子屋スペースも設けた。
宿泊料金は、2人利用のスタンダード洋室ツインが1泊2食付きで1室2万円から。夕食バイキングは80分間飲み放題となる。来年3月末まで公式サイトで開業記念割引を行う。
北日本新聞の記事
https://webun.jp/item/7885499