日本武尊や平将門がこの社で武運を祈願
◆柴崎神社
日本書紀にも登場する武術の神様
日本武尊や平将門がこの社で武運を祈願したという伝承.
かつては妙見社(みょうけんしゃ)、北星社とよばれた。
柴崎神社と改号される前は妙見社、そして、北星社と呼ばれ、1880年(明治13年)に柴崎神社と改号(明治政府の神仏分離に伴うもの)
妙見菩薩(みょうけんぼさつ)は、北極星を神格化した菩薩!
●妙見菩薩の特徴
宇宙の中心・根源とされ、星々のなかで最高位に位置する
五穀豊穣や天下泰平、病気平癒、商売繁盛、交通安全、学業成就、縁結びなどの諸願成就の仏さまとされる
災難を取り除き、敵を退け、人の寿命を延ばす福徳があるとされる
眼病平癒のために修する法を妙見法といわれる
二臂や四臂の形で雲中に結跏趺坐する姿や、青龍に乗る姿で描かれる
妙見菩薩の信仰は、平安時代には現世利益を願う信仰として広まり、中世には武士の軍神として、近世には諸願成就の仏として民衆の信仰を集めた。
ちなみに境内の至る所に、妙見信仰の形があります。
例えば狛犬ならぬ狛亀(玄武?)。」
妙見菩薩の神使は、北の守護神の玄武(亀と蛇の合体)、つまり亀。
そして、御朱印の九曜紋。
九曜紋は、真ん中が太陽、回りの八つは太陽系の惑星をかたどっている星紋の一つ。
この九曜紋は、平将門が使用した紋とも言われている。
アクセス:千葉県我孫子市柴崎737
◆北星神社
神仏分離令前は妙見宮でした。
柴崎神社に引き続き、御祭神には天御中主命が祀られている。
「妙見菩薩を祀っていた神社は、明治政府の神仏分離令により祭神を天之御中主神に改め」ています。
『妙見』は仏教では菩薩ですが、天の中心にあって星々を従えていることから神道では『天之御中主尊』となるからです。
妙見菩薩の神使は、北の守護神の玄武、つまり亀
賽銭箱と門には天体や星への信仰が形となった紋九曜紋が。
アクセス:千葉県我孫子市台田4丁目11