【北海道の繁栄を伝える日本唯一の鰊御殿旅館】銀鱗荘 / 小樽 北海道

北海道小樽市 料亭湯宿 銀鱗荘に投宿してきました。

小樽の隣町、余市の大邸宅であった猪俣邸。猪俣安之丞は鰊漁で財を成し、その後余市発展の基礎を担った大実業家でもありました。

1900年に建てられた彼の邸宅、鰊御殿・猪俣邸はその後1938年、小樽の都市計画の一環として移築され翌1939年に改装され旅館として開業。北海道では数少ない歴史旅館として今も営業を続けています。

江戸時代から多くの移住者が訪れた北海道。鰊漁は北海道の発展を支えた主要産業の一つ。毎年無数の鰊が海岸に押し寄せ、その様は「群来」と呼ばれました。沿岸部にはかつて鰊漁で財を成し建てられた豪邸・鰊御殿が存在していました。しかし乱獲などの影響から1950年代以降、鰊はぱったりと姿を消し、鰊御殿も一部保存されているものを除き同じく姿を消すこととなりました。

その鰊御殿として国内で唯一宿泊可能な銀鱗荘。豪華絢爛な造りと調度品の数々は当時の栄華を伝える博物館のようです。また、大改装の際に温泉の掘削にも成功し温泉と美食を味わう料亭旅館として現在その魅力を伝え続けています。

部屋にはさりげなく置かれた横山大観のオリジナル画。美しい館内と共にお部屋でもその素晴らしさを存分に味わうことが出来ます。

驚いたのは露天風呂。平磯岬のてっぺんに立つ銀鱗荘からは美しい日本海と小樽の街並みを見下ろすことができますが、大きな露天風呂から海を望む絶景は美しいの一言。今では珍しくなった海岸線を走る電車の音を聞きながらゆっくり過ごす湯浴み時間は癒しの時間でした。

素材の味を生かした料理はシンプルに北海道の幸を味わうフルコース。とりたてて贅沢な食材はないものの、北海道に来たら味わうべき献立が並ぶ献立の数々を楽しむことが出来ます。

撮影中、スタッフの方々が気さくに話していただき、その接客の温かさもこちらの宿の素晴らしさと感じました。帰り際には話が盛り上がってしまい1時間ほど雑談してしまったことも良い思い出です。

また皆さんに会いに行きたくなる歴史宿。温泉が楽しめるお部屋もあるとのこと、次は絶景を楽しむお部屋に泊まってみたいと思います。

■料亭旅館 銀鱗荘
https://www.ginrinsou.com/

■温泉詳細
平磯温泉
ナトリウム-塩化物温泉
高張性中性温泉
pH 6.8

* 動画内の一部情報はネットによる情報収集に基づいています。
* 温泉の撮影について許可を頂いています。

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