01「島田飴奉納花嫁道中行列(前編)」島田飴まつり 宮城県大和町吉岡 2024/12/14

今回は「島田飴奉納花嫁道中行列」の前編です。
「吉岡宿本陣案内所」、「菅原屋跡地」付近での撮影になります。
島田飴奉納花嫁道中行列(後編)、大和町吉岡散策動画は、以下の再生リストに追加予定です。
https://studio.youtube.com/playlist/PLnG8eM8-_YTVmSJ0-M2ndVpKvbAc5g_u0/videos

吉岡八幡神社(大和町)について
福島県福島市飯坂町の伊達氏の支族である飯坂氏の氏神で、飯坂氏を継いだ伊達宗清に伴って宮城県仙台市泉区松森に遷宮。
吉岡城に移った宗清に伴い、奥州・出羽仙台街道の宿場でもある城下町「吉岡宿」に1618年に遷宮されました。

「島田飴まつり」について
冬季例祭で行われる「島田飴まつり」は、400年以上続く縁結びの神事であり、毎年12月14日に、島田の髷をかたどった飴細工「島田飴」を八幡様へ奉納し、その後販売されます。
これは昔、歳の暮に神社の神主が、見かけたお嫁さんを見初めてしまい、恋心と良心の間で苦しんだあげく病を患ってしまい、心配した村人達が島田髷の形をした飴を奉納したところ、快方に向かったとの物語があり、これから「縁結び」のお祭りとして「島田飴」を八幡様へ奉納するお祭りとなったものです。(ちょっともやもやする流れですが、その後良縁に恵まれたのでしょう)
お祭りでは由来となる、花嫁道仲行列が行われます。
またタブレットの「喜利飴」も、「縁結び」の縁起物として販売されています。
(7つのフレーバー)

吉岡宿について
「吉岡宿」は町人記録「国恩記」に基づく映画、「殿、利息でござる!」の舞台でもあります。
撮影は別場所で行われたものの、現在まで続く「酒の穀田屋」さんや、浅多商店(浅野屋さんから暖簾分け)さんで、登場する日本酒「殿の春風」と「霜夜」が販売されています。
お祭りと共に、大和町吉岡の街の散策もお楽しみ下さい。
仙台城下と周囲宿場との距離感や、主要街道の変遷と絡めてみると、複雑で厳しい環境置かれた「吉岡宿」の姿も見えてきます。

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