【広瀬の廻国塔&日限地蔵】山口市黒川 2024年10月09日

【広瀬の廻国塔&日限地蔵】山口市黒川 2024年10月09日

【古くから日本の諸国(六十六か国)の霊場を訪ねて、大乗妙典といわれる法華経を納めて回る風習があった。この回国の行者を六十六部と呼んでいた。このようにして日本回国の大業を果たした記念に建立されたのが、大乗妙典日本回国とか、大乗妙典六十六部納経とか書かれた供養塔である。この供養塔には回国を済ませて帰って造るものと、回国途中で現地の人々の協力を得て造るものとがあるが、広瀬の回国塔は後者である。この塔には次のように書かれている。
「右あいをみち古橋願主當村浄念
 奉納大乗妙典日本回国石橋願主
 豫州松山桑村郡安用村善左衛門
 文化七年午ノ二月吉日」
四国松山の行者である善左衛門が、広瀬の住民の窮状を知り、木橋を石橋に作り替える大業を成し遂げた記念の回国塔である。
以上、現地案内看板より引用】

場所:山口市黒川
   https://maps.app.goo.gl/4fSL7GHYKVZkXNnv9

#山口県観光

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