弘南鉄道大鰐線 弘高下～弘前中央 前面展望
2024年11月27日、衝撃のニュースが発表されました。弘南鉄道大鰐線の運行を2027年度末を以て運行を休止するという報道でした。
大鰐線には2020年7月と2024年9月に乗りに行き、直近の乗車の前後には、バスドライバー等の確保の面を鑑みても廃止の線は薄いものだと考えていましたが、それから事態が急転直下し、2024年11月27日の報道に至ってしまいました。
確かに大鰐線の路線状況を思い返せば、ほぼ全線にわたり奥羽本線と並行しており、大鰐温泉駅は隣接しているものの、一番の人口集積地である弘前市がわターミナルは弘前中央駅という、JRとは独立したターミナルを有しておりました。そのような状況のなかで、弘前中心市街地の空洞化、地盤沈下という事態に直面し、他都市との行き来がしやすく、乗車時間の短いJRが生き残ったというのは仕方のないことだったのでしょう。
報道によればこれからは弘南線の運営に注力するようですが、もともと人口減少やモータリゼーションの進行により乗客の減少が続いており、いつまで企業体力が持つか不安を覚えないとは言えませんね。
大鰐線には過去に二度乗っていますが、また廃止前に乗りに行かなければなりません。
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