山鹿市の日帰り旅 #山鹿市 #yamaga #岩隈山の切り通し #八千代座 #菊池市
週末、熊本県の山鹿・菊池エリアに日帰りで行ってきました。
装飾古墳という国内でこのエリアに集中している特異な古墳を見てきました。
この装飾古墳は西暦527年に筑紫エリアで発生した「磐井の乱」後に出現するそうです。
古墳は中央集権が地方エリアに浸透するこの時代のシンボル的なもので、全国ほぼ同じフォーマット。
でもこのエリアの古墳には、その統一フォーマットに加えて、石人・石馬という大きな石を使った人形を古墳の上に建てていたそうです。
そんな古墳も中央集権に反発する地方の豪族である磐井氏と大和朝廷という中央集権との争いによって、石人・石馬は破壊され壊されていたそうです
(動画にある首のない石はその痕跡)
争いに敗れた、そのエリアでは石人・石馬を古墳に建てられなくなったので、ならば古墳内をデザインしてやろうぜということで広まったらしいです。
肥後の人のマインドを知れた気がする古墳のストーリーでした
ちなみに、この熊本人が中央集権に反発して争いになったのは歴史上3回あるみたいです
527年 磐井の乱
1587年 肥後の国衆一揆
1876年 神風連の乱