震災前の町並みを継承した復興/復興のまち 気仙沼(宮城県)

Reconstruction that preserves the townscape from before the earthquake / Walk around the reconstructed town, Kesennuma (Miyagi Prefecture)

気仙沼は、気仙沼漁港を中心とする三陸地方の代表的な水産都市である。江戸時代、旧気仙沼町は気仙沼本郷とよばれ、仙台藩の直轄地であった。1956年湾奥の一景島の埋立地に近代的漁港を建設、遠洋漁業の基地となった。
気仙沼の市街地は、漁港を取り巻くように発達し、内陸部へ延びる街道沿いに続いている。その市街地は大正4年(1915年)と昭和4年(1929年)と二度の大火を経験しており、そのあと復興した街は昭和初期という一時期の特徴を表した歴史的な町並みとなって残っている。
こうして昭和初期に復興した街も、2011年3月11日、三陸沖に震源地を持つ大地震によって発生した大津波に襲われ、壊滅的な打撃を受けた。しかし、気仙沼は強固な鉄筋コンクリート造等が防潮堤となって津波の力を吸収することで、その後ろにあった建物を守ったケースが各所にみられ、結果的にいくつかの歴史的建築物が、部分的ではあるが残された。震災から10年、街の骨格やインフラの復興をほぼ終えている。津波の被害を受けた多くの都市が震災前の記憶を失っているのに対し、気仙沼では歴史的建造物の復原を積極的に行っており、震災前の記憶と被災した遺構の保存による震災の記憶の両方を後世に伝えている。

Database 気仙沼
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/miyagi_data/kesennuma/kesennuma_file.htm
集落町並みWalker
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/hyoshi/index.htm

4 Comments

  1. The tsunami height of 5.8m is scary when you see it marked on that building – but it's good to see how some of the buildings have been rebuilt.
    The school shows how bad it was especially seeing that car at 17:18.
    I've just watched some old videos from 2011 – a terrible day.

  2. 集落さん、ありがとうございます。伝承館を見ると言葉がありません。人口が減少する時代と震災からの復興の時期を考えると厳しさを感じます。能登地震も同じです。ドローンの空撮での道路白線のシャープさがとても印象深く感じました。

  3. いつもありがとうございます。あの日、あの時のことは忘れられない。ぼう然と立ち尽くす人々の姿を覚えています。ずっとずっと覚えています。

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