【幻の秘湯 – 1年123日北海道の秘境宿】大雪高原山荘 高原温泉 / 上川 北海道 日本秘湯を守る会

北海道 上川町 高原温泉 大雪高原山荘に投宿してきました。

旭川から国道39号を通り東へ。風光明媚な渓谷が特徴の層雲峡を経て神々の庭と言われる大雪山の東北側からダート道で山麓へ。大雪山は美瑛や富良野がある西側にある旭岳や十勝岳が有名ですが、こちらは裏大雪とも呼ばれる秘境感満載のエリアです。

約10㎞のダート道を走ると大きな駐車場と山荘が見えてきます。緑岳と高原温泉沼巡りの出発地点に佇む1軒宿。洞爺丸台風の被害調査の際に発見されたとされる高原温泉。約60年前に建てられた建屋は今も綺麗に修繕・管理されており、山荘としても雰囲気抜群。昭和天皇・皇后陛下が行幸啓になられた由緒ある宿でもあります。

山荘裏手には源泉地帯が広がり、もくもくと上がる煙に気分が高まります。間欠泉のように湧き上がる温泉を近くで眺め高原の涼しい空気を楽しむ時間。手つかずの大自然が広がる北海道でも極上の避暑地と言えるでしょう。

山荘で働くスタッフは元気満点。その雰囲気は旅館ではなく登山道にある山荘といった雰囲気です。支配人の方にお聞きしたところ、彼らは山を愛する方が多く、皆住み込みで4か月の間働かれているとのこと。秘境宿によくある人材確保の難しさはこちらにはないようで、口コミや伝手などでスタッフが集まり、毎年募集数以上の応募があるようです。

そして彼らは4か月働いた後は次の働き場所に旅立っていくとのこと。一人旅で訪れた私ですが、一期一会のスタッフとの談笑は思い出に残るものになりました。

温泉は単純酸性泉。内湯に入るとやや酸っぱい匂いが鼻を突きます。この感覚は私も大好きで日本を代表する湯治宿、酸ヶ湯温泉に似ており一瞬で虜になってしまいました。pHは2.7で、酸ヶ湯温泉と比べゆっくりと楽しめるのもポイントです。

ざぶざぶとオーバーフローする白濁の源泉。当日は宿泊客は男性客が2名、浴槽脇の縁に寝転がり寝湯を楽しむ豪華な時間を過ごさせて頂きました。皆様も楽しまれる際には夜中や人のいない時間に楽しまれると素晴らしい時間を過ごすことが出来るかと思います(その際には他のお客様がいない時にされるようお願いします)。

私の実家にも近い秘湯宿。今まで知らなかったのが悔やまれるほどです。オープン期間は約4か月のみ、更に紅葉シーズンは連日満室になる人気宿ですが、是非皆様にも訪れていただきたいと思います。

■温泉詳細
単純酸性泉
pH2.7 / 150リットル/分
源泉かけ流し

■大雪高原山荘
http://www.daisetsu-kogen.com/

■日本秘湯を守る会
https://www.hitou.or.jp/

* 動画内の一部情報はネットによる情報収集に基づいています。
* 温泉の撮影について許可を頂いています。

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